バッキャろー高ぇ(;'∀')…と思わなくなったもの
こんにちは、高塚アカネです。
私はお金に関して激しいコンプレックスがありまして、
・けっこう長い、貧乏学生生活
・私には無理なもの、手を出せないものというイメージの品々多数
この、ふたをした容器に入ったカエルかのような時期が長かったためだと思いますが、
・セール、福袋でブランドものが買えると激しく嬉しい
・定価で買おう、と思うことはまぁない
・セールになった商品やアウトレット品を、ある意味「テキトー」に買う
今、呪いのようだった「お金コンプレックス」がほどけたからちょっと鳥肌もので話すのですが、
「自分には」
「定価で買えるものはない」
この意識が、「本当に欲しいかもしれないアイテムを買えない」※定価で売れていくものはいわば売れ筋だと思います。 …という一種の不満足を作り出しまして、その不満を埋めようとして、セール品を馬鹿みたいに買い集めることで、ストレスを埋めようとしてきた気持ちがしておるのです。
脳内でインフレが起きているようです
先日、私の中ではありえないお買い物として、正直びっくりするくらい高いと感じる「イヤホン」を買いました。
ガジェット・機械に弱すぎる高塚が、イヤホンにこだわってみようか、と思わせたものは多数ありますが、
・雑踏の音を遮断する、ノイズキャンセリング(日常使い)
・仕事道具として便利(テレビ会議で音がクリア)
…という、オンオフ両用で使える点で、イヤホンは素晴らしいお買い物でした。
ミニマリストさんの多くは、「仕事道具にはこだわれ」と語る方が多いです。仕事道具が、収入として跳ね返ってくるからであることは歴然ですが、個人的には、けして仕事向きではない、「ノイズキャンセリング」という機能が、格段に「人生」のクオリティをあげたような気がします。
日常の中で、満足を追求する。
私の場合4畳という部屋に住んでおり、場所がけっこうなターミナル駅です。うるさいこともありますし、救急車、パトカー、工事…といろんな音がありますが、これが遮断され、暮らしやすさが爆上がり致しました。
こういう点で、けして、仕事には直結しないのだが、日常を満足させるものであれば、それは「モノ好きなミニマリスト」としては、こだわってもその価格ぶん、お金と物がその思いに答えてくれる。…そんな気持ちが、ひしひし強くなっているのです。
ブランド物ってさ…
そんななか、この記事のタイトルに戻るのですが、個人的に人生で、一切の興味を意識的に遮断してきた、「ブランドもの」への意識も、変わってきたことを感じています。
私は貧乏だった時代が長くて、「私には似合わない」「私には買えない」…などなど、理由をつけて、ブランドものへの思いを、ある意味マヒさせてきました。
同級生や同僚をみると、もちろんハイブランドな子は、ハイブランドでした。ルイヴィトン、バーバリー、セリーヌ、シャネル…。
こういうブランドを見たときに、正直、「高いものをもっているなぁ(;'∀')」…とは、思うんです。ただ、その価格を正直、知ろうとは思って来ませんでした。
例えばです、エルメスの「ケリー」とか、「バーキン」とかが、ん百万であることは、もちろん雑学として知っております。知っておりますが、ん百万のバッグ、みたいになってくると、脳がその意味を理解しない(;'∀')。
それバッグなの?(;'∀')みたいな…ある意味でのファンタジー。
かの、世界的なランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」が、毎年のコレクションで、宝石などをあしらった天文学的価格のランジェリーを「ファンタジーブラ」として公表する、という知識をなぜか得ているのですが、私の中では、数ある世界的メゾンのバッグは、それと同じようなジャンルだった、という気がしております。
ただ最近、本当につい最近の出来事で自分でもびっくりしているのですが、よく外国人の方が持っている、(付け焼刃の知識でして名前が違っていたらすみません…(;'∀'))
・「バレンシアガ」と書かれているTシャツ
・ディオールの「ブックトート」
・緑と赤の帯の、あきらかなる「グッチ」
これって、日本円でいくらなの?…という思いが、本気で人生で初めて、沸き上がったんです。
ブランド物・ハウマッチ?
高塚、もはや「街中で見た!」…というだけの記憶(脳内写真)を頼りに、検索をかけまくりました。
・あのタグは「メゾン・マルジェラ」な気がする…
・かのあきやあさみ先生が、「ピーカブー」「レディ・ディオール」などバッグの名前を教えてくれていた気がする。
・時計のswitchがオメガとコラボしたときのアレっていくらだったの?
もう、ニュースやら、本やら、街中やら、脳内の記憶総動員で検索です(;'∀')。
そうしますと…ですが、革大好き高塚。もちろん革って、生き物なので、エキゾチックになればなるほど高く、パイソンとか、リザードとか、それなりの物はあったんです。ただ、「買える、買えない」の金額感で行けば、もちろん「おいそれ」とは買えないのですが、
20万~60万のものもある。※目についたものでおおよそ。
この金額感が、本当に40歳になる歳のいま、気づいたのですが、
大学生では「バッキャロー高ぇ(;'∀')」…と、調べもしなかったくせ、
「あれ?このくらい?」…という感覚が、したんです。
とくに「グッチ」で、20万台のバッグがでてきたとき、「あれ?」…という感覚が強くしておりました。私の中では、「グッチ」も、「エルメス」も、同じようなブランド感だったんですね(;'∀')。
ブランドは、きっと「エルメス」が格別。エルメスは買いたくても買えない、と聞きます。「希少性」。そうか…こういうものが、「リセール・バリュー」というのか。…と、驚愕している今です。
お金は学ばねば
20万のバッグは決して安いものとは言えませんが、お金を学んでいる人は、それは売るときに高くなって帰ってくるかを考える。と最近youtube動画の知恵で見聞きしました。
グッチも、ルイヴィトンも、バーバリーも、今手に入りそうなものはあくまでもファッションアイテムなんだな。(頑張れば…ですが、手は届きそう&買えそうな価格ですし、売ると質屋さんで万円台で引き取られる&安くなるときには10万円台で売られるような…)
その中でひっそり隠れている、100万円台のすごそうなやつが、資産価値になりそうなやつなんだな。※これがエキゾチックレザーだったり、「シャネル」だったりしました。
この経験からですが、
・思考停止で「買えない」で調べないのはあほだ(;'∀')
・エルメス、シャネルの価格帯と、ディオール、グッチ、ルイヴィトンの価格差理由を調べるくらいの気概があって初めて「モノ好き」な気がする。
いや、エルメス、シャネルは、別格の高さでした(;'∀')。※エルメスは値段ついてませんでした。 でも、この価格の高さってなんなの?という理由を知って、初めて、「これ(ブランド名)が好きでしてね」…と言える気がして。
「持てない」代表っぽい、自分のアホさにちょっとびっくりしてます!
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