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夢とあこがれに蓋をしない。

都会が好き。

すべてが大きくて
なんでもあって
ごちゃごちゃしていて
それでいて整然としていて
いろんな人がいて
不必要に干渉し合わず

都会が好き。


田舎、福井の出身で、子どもの頃から都会に強い憧れを持っていた。

今思えば、わたしの大学進学の目的はほぼ「都会に出ること」で、東京と大阪の大学しか受けていなかった。

第一志望だった大阪の大学に合格し、進学し、就職、結婚、マンションを購入し、子どもが生まれ……今や大阪永住がほぼ確定状態。

大阪も大好き。
今のマンションは電車で20分で都会に出られるし、街に出ればメディアで見た有名なお店、グルメがなんでもある。高層ビルがあり、たくさんの人がいて、好きなアーティストのライブだって日帰りで見られる。


でも、更なる都会、東京への憧れがつきない。

先週末、友人の結婚パーティに誘われて約7年ぶりに行った東京は、全てが大きくて、電車に乗って移動しても絶え間なく都会が続いていて、なんというか、規模感の違いに圧倒された。

(東京来たん初めてちゃうやろ!ど田舎ものが!)って自分で自分につっこみながら、ずっとキョロキョロわくわくドキドキしていた。


出来れば、住みたい。
東京に、住みたい。

でも、大阪の地に家庭を持ち根を生やしてしまった今、それはすぐには叶わない夢。

じゃあ、なんとかしてもう少し頻繁に東京行けるようにしよ!
出来れば、経費で!
よし、そんな仕事をしよ!

という、超ざっくりしている上に、頭の悪そうな具体的プラン0の夢を掲げる2024年10月。37歳の秋。

いい歳して何を言ってるんだ?と自分でも思うけれど、それでいい。

あこがれるのも夢を持つのも、タダだし誰にも迷惑かけない。
それなのにこんなにワクワク出来るんだから、こんなに素晴らしいことはない。



SHElikesで勉強を始めるときに「自分なんて」とか「わたしに出来るわけない」とか言わないで、と言われて感銘を受けたのを思い出した。

当たり前のようなことなんだけど、できてないなと。

我が子や友達が夢を語ったら、どんなに道のりが遠そうでも「いいやん!」って応援するのに、自分のこととなると途端に「そんなことできる?」って疑心暗鬼になっているなと。

自分にもっと正直に。
夢とあこがれに蓋をしない。

「楽しい」を追求していこう。

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