ヒスイ
刀剣乱舞二次創作
育つかも知れない 育たないかも知れない どこにもいけない思いをここに
闇を祓う水晶の煌き 其が内包するは雫、そして記憶
オリジナル創作物、またはオリジナルを混ぜたもの。誰もいない闇の中であっても、この言葉達だけは淡く光れと
白華の檻 妄想文をまとめたもの。 想像という水面を漂い浮かぶ言葉達を、蓮の葉に見立てて
きみが遠くに行ってしまう 文字にすれば12文字、音にすれば13音。たったそれだけの単純な事実。 ただそれだけの現実が、ひどく胸を締め付ける。 どう足掻いてもきみは僕を連れて行くことはしないだろう。 きみと一緒に行けないのなら いっそのこと、きみをこちらに捕らえてしまおうか
ネタを挟まないと死んでしまう
『似た者同士と夢心地』 条件:へし切長谷部・歌仙兼定・言代霞月 時刻:真夜中 場所:本丸三階(歌仙兼定の部屋の前) 「そうやって気に食わないものを何でも彼んでも斬ろうとするのは風流じゃないな」 「それをお前が言うのか。大抵の事を力尽くで片付けようとするお前が―!」 「はん、きみなんて何かあれば〝圧し斬る〟しか言わないだろう」 「貴様…!」 「………ん、ぅ」 次第に熱を増す応酬から、長谷部の腕の中で霞月が身動いだ。 その僅かな動きに―僅かな動きだというのに、二振共一瞬
離れの風呂場から戻り、目指すは歌仙の部屋。俺たち刀剣男士の居住区画は二階から四階にあり、主の部屋は最上階にある。 風呂場の蒸気に慣れた体に冬の夜気は一層凍みる。二階まで上がれば壁に阻まれ幾分ましになるが、それでも早く布団に寝かさなければ主が風邪を引いてしまう。 この時刻、二階から上の光源は窓から射し込む月だけだが、その光は未だ明るく、灯りの必要性を感じさせない。深夜に相応しい静けさの中、聞こえるのは自身の足音と主の呼吸だけ。そうやって廊下を進み何枚目かの襖の前に立つ。
「……主、ここはまさか」 「うん、私たちが使ってるお風呂だよ。長谷部も起きてるって知ってたら、大風呂の方を準備してきたんだけど」 「ならば俺はそちらの準備をして参りましょう」 「…やっぱりやだ?こっちで入るの」 「……。」 何故俺が主と共に風呂場に来ているのかと言うと、事態は十分程前に遡る。 それは主の誓いを聞き、漸く主の心からの笑顔を見られたと密かに喜んでいた時のこと。 「さて、私の話はこれでおしまい。最初に長谷部が言っていた訊きたいことって言うのは、さっきの?」
ふと白いものが視界の端に映り、振り向けば吐く息よりも尚白い風景が目の前に広がっていた。 遠征に出る頃に降り始めた雪は戻った時には止んでいて、二月らしい雪化粧が城に施されていた。 今は地を撫でる風にその欠片を散らし、月明かりを受けて昼よりも明るく庭を照らしている。先程視界に映ったのはこの風で巻き上げられた一欠片だろう。見上げれば空は綺麗に晴れ、月が煌々とその光を注いでいた。 黒、白、藍の世界。寝静まった本丸は実に粛然としていた。 雪が音を消してしまうのか、何の音も聞こ
「歌仙」 「主。…すまないね、無様な姿を」 「無理して体起こさなくていいよ、横になってて。それにそれのは私の台詞。…ごめんね、思っていたより敵進行が速かった。蛍も部隊に加えていれば―」 それは政府からの新たな指令だった。時は延享、江戸新橋に於いて敵の攻撃を確認。迅速に之を討ち、改変点を調査せよ―と。 どうやら歌仙や小夜に縁のある時代のようで、二振を主軸に調査に向かわせた。結果は上々、敵本陣を落として戻ってきたので小休憩を挟み再度出陣させた。 これが失敗だった。 本陣
それは審神者の定例会でのことだった。 数週に一度、私たち審神者は政府塔に集められ、お偉いさんから注意事項を聞いたり、特に中身のないお言葉を頂戴したりする。そのあとは審神者同士で意見や情報を交換をし合い、銘々好きなタイミングで本丸に戻る。 この定例会では、希望を出せば刀剣男士を一振だけ連れていくことができるのだけど、まあ長谷部の多いこと多いこと…。あんまりにも同じ顔を見るものだから最初のうちは頭が痛くなった。今ではもう慣れたけど。 私は、長谷部が苦手だった。何を期待し
書き始めて一ヶ月以上経ちますけど進捗どうですか \ダメデス/
青江の話より歌仙の話の方が長いだなんてそんな
霞月が、審神者として就任し、未だ日の浅い頃の話。 送り出した部隊が不意を突かれ、隊長であった歌仙兼定が皆を逃がす為一振残ったと報告を受けた。 「―だから、歌仙だけいない、と」 執務室の机の上にふわふわと漂いながら、綿毛姿の霞月は低い声で答えた。 「申し訳ありません…。頃合いを見て救出に戻ろうとしたのですが、濃霧と追っ手に阻まれ、帰り道を見失わないようにするのが精一杯で…。部隊は傷を負っている者が殆どでしたし、まずは歌仙さんが言う通り部隊の再編を行った方が良いかと
その後、政府により手配された救命部隊が駆けつけ、霞月は政府直下の病院へと迅速に搬送された。 歌仙は付き添いを許されたが、青江は― 「申し訳ありません、随伴登録は歌仙兼定とへし切長谷部の二振しか行われておらず…」 「ああ、解ってるよ。組織はそういうものだからねぇ」 規則外を、例外を認めない。つまり随伴登録の為されていない青江は付き添うことができない。 斬りつけた張本人だと言うのに傍で〝生きてくれ〟と励ますことすら許されないと言うのか。いや、斬りつけた張本人だからこそ傍に近寄
本丸―歴史修正主義者と戦う刀剣男士にとっては住まいであり、彼らを指揮する審神者にとっては仕事場である。造りとしては、一階に執務室、食堂、厨、書庫が。刀剣男士たちの居住区画が二階、審神者の私室が三階にある。外には手合わせの為の道場や、大風呂、鍛刀の鍛冶場に手入れの救護部屋、果ては畑など様々な設備がある。 過去へと移動できる特殊な空間に築かれたこの城は、基本的に関係者以外立ち入りできない。つまりは平穏な空間、ということになる。 だが、事件が起きないわけではない。 審神者・霞月
【かっこいい刀剣】 はせべ:…長政さまも良い主でした。ですが、一番はあなたです。あなたが望むなら、俺はいつまでも傍にいます さにわ:長谷部みたいに格好いい刀剣男士から言われるとさすがに照れるな はせべ:光忠には聞かせられませんね みつただ:ご指名かい!?(障子スパーン!!) はせべ:引っ込め伊達男!(ハリセンスパーン!!) 【なにかのおてつだい】 さにわ:私は女の子として扱われてしまうのか、気を付けるよ はせべ:お願いします… さにわ:ところで男性は一度昂ぶると中
前提を忘れてました。 さっき投稿したものの審神者の設定ですが、以下の点にご注意 ・普段は綿毛(3cmサイズ)で本丸内を漂っています ・作中にも言っていますが、本体である人型を見ているのは歌仙だけです ・性別は女性
この偽実況さんのPart.4に触発されました。みんな観よう、そして応援だ http://www.nicovideo.jp/watch/sm27759680