空腹は最強のアンチエイジング
最新医学エビデンスに基づく食事法
結論
⬛️食べない時間を睡眠時間を合わせて1日16時間確保すること。
⬛️残りの8時間は好きに食べてよし。
1日3食の必要性
日本は江戸時代後期から1日3食が始まったと言われている。それまでは1日1食~2食。人類誕生して700万年の長い歴史から比べて、1日3食はたった数100年から始まった変化なのだ。
そもそも1日に必要な摂取カロリーは、
年齢や性差、活動量に影響を受けるが、成人の男女であれば2000~2500kcalだ。
某チェーン店のMドナルドの成分表を確認してみると、
と、セットで注文すると簡単に1食1000kcal以上を摂取することになる。
また、人間に本来備わっているホルモンでは、
血糖値を上げるホルモン
→成長ホルモン、副腎皮質ホルモン(コルチゾール、アルドステロン)、副腎髄質ホルモン(カテコラミン)、甲状腺ホルモン(グルカゴン、ソマトスタチン)
と多種多様にあるが、
血糖値を下げるホルモン
→インスリン
だけなのだ。つまり、人類の進化過程においても、血糖値を下げるということは重要視されなかったわけだ。
ではどのように工夫するか。
ここからは本に書かれていることを踏まえて私の実践していることを書く。
→10時~17時の間は好きなものを好きなだけ食べる。
→17時以降、どうしても空腹感が我慢できなければ、睡眠の2時間前であれば、
①サラダ
②ナッツ類
③チーズ
④ヨーグルトなら食べて良い。
→起床後はヨーグルトか、牛乳にプロテインを混ぜて飲む。
細胞レベルの話
2016年にノーベル医学生理学賞を受賞した東京工業大学の大隅良典栄誉教授によると、
細胞内の新陳代謝の仕組みで人体の古くなった細胞を新しく生まれ変わらせるシステム(オートファジー)は、
最後に物を食べてから12時間経つとオートファジーが始まり、16時間経つとほぼ確実に作用する。
「その結果、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織などの機能が活性化します。体がリセットされるのです」
と説明する。
コロナ禍はチャンスなのかも。
私は飲み会が好きだ。だが25歳にして悪玉コレステロール値が正常値の2倍を叩き出したことがあった。食生活を見直して実践し始めると、今年は1度も風邪を引いていなければ、気だるさや無気力さを感じていないことに気づく。
肌きれいになったと言われるようになり、N95マスクを日頃つけていても、ほうれい線が目立たなくなった。
何より、未だに10時~17時の間なら好きなラーメンもとんかつも食べに行くが、月にかかる食費が3分の1程度減ったことも、続けていけるモチベーションに繋がっている。
コロナ禍は健康について見直す絶好の機会なのかもしれない。
飲み会誘われたら飲みまくるけどね。(少人数で)
最後に
この記事は、オススメしている訳ではなく私はこうしていると書いただけ。だが、生活習慣病が増加の一途を辿っているのは1つに摂取カロリーの増加が原因と言われているのは事実。
(病院での治療食は摂取カロリー計算のもと調理しているので例外ね。治療食は大事。)
青木 厚先生の著書「空腹こそ最強の薬」を読んで、
納得できる部分が多かったのも事実。