僕にはできるのか?【普通のサラリーマンがオタクを目指して頑張る(?)日記(69日目)】
こんばんは。
今日はがっこうぐらし4巻の感想文です。
のっけからかなりダークな話を突き付けられたので、朝からかなり胃もたれしてしまいましたが、後半以降は救われる展開もあって、相変わらずの疾走感でした。
それでは感想文書いていきます!
※以下ネタバレ注意です※
今巻はいきなり、ある種めぐねえが活躍するシーンからのスタートでした。
まぁその活躍の仕方というのも、非常に残酷な形で、見ていて胸が締め付けられるようなものでした。
めぐねえ推しの僕としては、変わり果てためぐねえを直視できず、思わず紙面から目を逸らしてしまいました…
そして、くるみちゃんの葛藤。
タイトルにもありますが、自分の大切にしていた人が、自我を無くしていてかつ変わり果てた姿になってしまっているとはいえ、問答無用に切り捨てることが僕にはできるのかと真剣に悩んでしまいました。
仮に、自分の家族、友達がそのようになってしまったら、僕にはどうすることもできないと思います。
やっぱりくるみちゃんと同じように、昔の思い出や顔が蘇ってしまって、その場に立ち尽くすことしかできないような気がします。
本当にこのマンガは、絵こそ可愛いものの、読者への残酷な呼びかけをしてくるなぁとつくづく実感しましたね笑
↑この呼びかけのせいで、朝に読んでもなかなか感想文が書けないのです笑
そして、なんやかんやあって、今度はめぐねえが本当に活躍するシーンですね。
これは涙なしでは見れませんでした。本当にうるうるしてしまいました。(思えば、マンガで涙を流したのは初めての経験です)
今のところこのマンガにおいて唯一出てくる大人として、一番しっかりしていなくてはいけないという思いが強くあるのに、(知らなかったとは言え)大人のせいで大好きな生徒たちを巻き込んでしまっているという、辛すぎる状況。
最後の最後でかろうじての自我を保って、遠くに身を隠すシーンでは思わず「めぐねえ…」と口をついて出てしまっていました。
なんでしょう。この感情移入の深さというのは。
上でも書いた通りマンガを読んで泣いたことなんて初めてですし、本を読みながら謎の呟きをしてしまったのも初です。
たまにいる、本を読みながらぶつぶつ言ってしまう人の気持ちが分かった秋雨の朝でした笑
脳に訴えかけてくるくらいこのマンガのパワーが凄いということですね。
何となく、作品の構成事態は物珍しいものでもないと思いますし、絵柄がかわいいのでマイルドさも多少はあると思うのですが、この作品のパワーは一体何なんでしょうか?
まだその根源を見つけ切れていないので、次巻以降を読みながら探していきます。
なんだかいつも以上にまとまりがない気がしますが、今日はこの辺で。
とにかくこのマンガは誰が何と言おうとおもろいです。