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「マディソン郡の橋」(アメリカ映画、小説)

この作品に出会ったのは高校の頃だったろうか。
興味を持ったり理由は何故だったかと思い起こしてみれば、
もしかすると本の帯のコピーによるものだったかもしれない

それにはこうあった

アメリカでは400万部を超えました。
日本でも100万人が読んで泣いています。
それはこの本が
あなた自身の物語
だからです

書籍の帯コピーより

果たして、この本の内容が、我々自身の物語だったかどうかというと
実際このような物語を経験するほうが少ないとは思う。

ただ、誰もが、恋にまつわる物語を持っているはず。
それがどのような結果に終わったにせよ。

そういう意味合いで、「あなた自身の物語」を捉えたほうが良いのだろう。

初見時は高校の頃。
もちろん、この小説のような体験など皆無。
そうではあっても、この小説の影響はなかなかに大きかった気がする

それはなぜかと考えると
10代でも、誰かを好きになったときの
心の動きを経験していたからではないだろうか

その心の動きは、年齢、経験、世代を超えて共通のものなのだ。
その上に、どういった物語が紡がれていくか?というだけのことなのだ。

それこそが、あなた自身の物語、なのだろう


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hisataroh358
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