そのとき、自分ならどんな行動をとるか 〜 映画 「フィラデルフィア」 (アメリカ映画)🇺🇸
差別というのはいつの世にもあるものです。
とくに病気など感染症にかかっている方への差別というのは根強いような気がします。
古い話になりますが、
豊臣秀吉が、世の春を謳歌していた時代、
部下たちがそろって茶会を催したことがあるそうです。
お茶を皆で回しのみしていったんだそうです。
部下の中には、ライ病を患っていた大谷吉継という武将がおりました。
このころすでに病状はかなり進行していたそうです.。
彼が口をつけたお茶を他の武将たちは口をつけた振りをして
隣に回したんだそうです。
でも一人だけ、平然とそのお茶を飲み干したものがいた。
それが石田三成だった。
この件がきっかけで中が深まり、関が原でも同盟することになったわけです。
相手に直接的に何かをするということよりも
こういった間接的な差別がいちばんの傷になってしまうんだと思います。
この映画では、エイズというものがその話題の中心となります。
エイズを理由として職を失った主人公。
人間の尊厳とは何か、人権というものは何か
それを確かめるために彼は裁判を起こします。
自分だったどうだろう
自分ならこうありたい
そんな自問自答を繰り返しながら
じーっと画面を見続けておりました。
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