「まちぶせ」 荒井由実
歌詞が人の心情をきちんと表現しているアーチストとして、槇原敬之、森高千里、そして荒井由実・松任谷由実さんらが、とある番組で紹介されていました。
中学くらいの歳の頃の番組でした。その当時、歌詞に深い意味を見い出す事も出来ず、番組を見て、まあそんなもんかなという程度でした。人生経験が圧倒的に不足しているから、やむ無しではありますが。
今、この曲の歌詞を改めてみると、最近流行りの言葉、いわゆる、あざとさ、が見え隠れしています。
誰かに密かな恋をする女性の可憐さという一人の人間の中に、誰もが持っている二面性がうまく紡がれているなあと、感じます。
こう言う歌詞だからこそ、荒井由実・松任谷由実さんが大人気だったのは必然ですね。
ストーリーやその場面の映像も浮かんできますし、歌のメロディと歌詞のイメージと頭に浮かぶ登場人物が織りなすストーリーが、渾然一体となって迫る名曲です。
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