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山に登ること、それは、偉大なる自然への畏れと敬いだろうか ~ 「ヒマラヤ 運命の山」(ドイツ映画)

「ヒマラヤ 運命の山」という映画を見た。

おどろいたのは、映像のリアルさ。
おそらく現地の山のところで撮影したんでしょうけど、なだれが起きる様子もリアルだし、寒くてこごえそうな吹雪のシーンもリアル。

8千メートル級の、山登りが、生半可なものではないことがうかがえる。
こういう山に登っていく人の心境ってどんなものなのだろうか。

ビバーグといっても、十分なスペースがあるわけでもなく。植村直己は、腰掛けて、体を断崖にゆわえて、足を中に浮かせて一晩を過ごしたというし。

こういう山に挑戦する人たちのメンタリティは、はかりしれないが、どことなく憧れのようなものを感じてしまう。

映画を見終わって。

ロビーで本が売られていたので、いくつか購入。

山の恐ろしさという感情はおそらく、彼も、こちらにいるわれわれもおなじもの。だが違うのは、彼は山に登るという行為に何か別のものを見出している点。

夢なのだろうか。希望か。
チャレンジ精神か。

きっとそれは、恐れとはちがう、偉大なる自然への畏れと敬いだろうか。


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hisataroh358
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