映画「妹の恋人」 (アメリカ映画🇺🇸)
ジョニー・デップの代表作の一つです。この映画を観ていると、心なしかほっとしますね。
じんわりと暖かさを感じます。
精神的に弱っている妹と暮らしている兄。
施設へ行かせることにためらいを感じる日々。
ひょんなことから彼らの家にサムという居候が。
この居候、ほとんどしゃべらず、パントマイム風の動作でコミュニケーションを図っていきます。
サムの周りには不思議と笑いが起こります
妹も彼の不思議なしぐさをみて、彼に心を開いていきます。
便利な世の中を否定するつもりは全く無いですし、それから離れて生きていけるか自信もないのだけれど、その中にいるがゆえに、失ってしまった機能もきっとあるんじゃないかと思うのです。
第6感的なものから自然とのコミュニケーション能力といったあたりまで、心で感じることがちょっとだけ麻痺してしまっているのかもしれません。
妹とサムは論理的な部分ではなく、心根の部分で惹かれあっていきます。その自然な風景に、失われたものの名残を感じることが出来て、とても暖かい気持ちになります
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