逃げ出さずに立ち向かおう 〜 映画「シービスケット」（アメリカ映画）🇺🇸

夢に向かって歩みだす瞬間。

こういう瞬間は誰にでもあると思います。

不安もあるけれどそれよりも、やってやるぞ！なんていう気持ちがとても強くて、もう自分の目の前にはアカルイミライしか見えなくて。

とはいえ順風満帆に行かないのが人生の常。
思いもよらぬ、事件がその先には待っているものです。

まさに、星野道夫さんの言うところの、Life is what happen to you , while you are making other plans.

こういった事件を乗り越えていけるか否か。それが夢を実現できるか否かの試金石なんだと思います。

そこで逃げてはいけない。

歯をくしばってでも立ち向かわねば。

逃げてしまったらその先にたたずんでいる幸運すら逃がしてしまう。

この映画の主人公も、大一番のレースを前にして大怪我を追ってしまいます。シービスケットという馬にしても終盤で大きなライバルとの対決を余儀なくされます。

彼らにとっては非常に辛い場面。負ければ全てを失います。

彼らのプレッシャーとそれに打ち勝とうとする意志が映画から伝わってくるからこそラストのレースのシーンにあれほどまでに感動できたのでしょう。

まさに、銀幕以外何も目に入らない瞬間でした。

そしてその先には・・

登場人物の歩みを自分の歩みに置き換えて。

これはそんな風に楽しむ映画なのかもしれません。