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自分に自信が持てない方に 〜「あなたのために」アメリカ映画

ひとりの少女の成長の物語です。

恋人に置き去りにされたり、ウォルマートで出産したり、散々な毎日を送っていた主人公ノヴァリー。

でも、そこで人生を卑下するのではなく、極端なくらい前向きに歩んでいこうという意志をもった瞬間、彼女のその後の幸福は約束されていたのかもしれません。

魔女の宅急便のキキがつぶやく
「落ち込んだりもしたけれど、私元気です」という言葉を思い出してしまいました。

たとえ困難がおしよせてきても、落ち込んだりしても、しっかりと自分の意志を持って行動していければ、きっとその不安な波を乗り越えていくことができるはず。

いつも誰かに頼っていたノヴァリーは、多くの人との出会いと、経験を通して、自分の意志で物事を判断でき、自分の意志で話すことができるようになっていきます。

自分を捨てた男にも自分の言葉で、自分の思いを伝えることができるようになります。そして、この男の心をも救っていくことになります。

僕が非常に好きな場面があるのですが、それは
竜巻に襲われ、粉々になった家の瓦礫のまわりをよちよち歩く自分の子どもの姿をヴァレリーが写真に撮るところ。

この写真がとてもいい写真。(映画の中では賞をとってましたし)。写真もいいんですけど、母から娘へのとてつもない愛情を感じてしまうんです。

個人的には、ナタリーポートマンには、こういった作品にでてほしいなあと思っています。だって、こういう等身大の役柄を演じたほうが、より、身近に感じられますから。

どことなく自分に自信が持てない方は必見です。


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hisataroh358
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