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音を日常の彩りに

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人は毎日、日常的に衣を纏う。その日の気分に合う色をチョイスして。日常に彩りをもたらすため。誰かが奏でた音。音楽。そんな音に力を借りて、毎日に少しでも彩りをもたらす事ができれば幸い…
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記事一覧

フェスについてvol.1 ~ フェスの歴史はニューポート・ジャズ・フェスティバルから始…

昨今、フェスが活況です。 個人的には、じっくり演奏を見たいので、同時多発的に演奏されるス…

hisataroh358
14時間前
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パーティーは苦手 〜 竹内まりや 「今夜はHearty Party」

パーティーというやつはどうも苦手です。 ワイワイやるのは良いですが、1人になりたい時間も…

hisataroh358
1日前
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松本隆、大瀧詠一コンビの名曲〜 「冬のリヴィエラ」 森進一

リビエラとは、海岸という意味のイタリア語 言葉、語感のイメージは強く、この曲が、冬の海岸…

hisataroh358
2日前
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アート•ガーファンクル「シザーズカット」

タイトルの、シザーズ・カット、とは、じゃんけんのこと。 そんなことを示す歌詞がこの曲にあ…

hisataroh358
5日前
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こういった音楽が、何事かを支えているような気がします ~ 「コーラス」(フランス映…

多勢を統制するために必要なもの それは強圧的な恐怖政治ではなく、相手の目線に立って、同じ…

hisataroh358
6日前
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地球上にいる誰もが、太陽の下で生きている ~「太陽の下」レミオロメン

地球上にいる誰もが、太陽の下で、生きている。 そう考えてみると、地球という存在や、全く知…

hisataroh358
7日前
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気がつけば不思議な空間に迷い込むような 〜「Autobahn」クラフトワーク

ドイツのテクノグループ、クラフトワークのセカンドアルバムは、たしか、まるっとこの曲。 広い意味では、プログレッシブロックと呼んでも良いのでしょう。 この曲は、平たく言えば、何も起きず、淡々とメロディがループしていきます。スピード感ではなく、音の大きさや、メロディの起伏でもなく。柔らかな音が、淡々と続いていく。 ジャケットを見ていると、青空の下、誰も走っていないアウトバーンを静かに走る図が浮かびます。想像上の青空と、実際の青空が重なって、やがて同じ一つの空間になり、気がつ

自分が育った街は好きですか? 〜「この街」森高千里

自分が育った町。 生まれた町。 その町が好きだと思えることって、とても幸せなことかもしれ…

hisataroh358
2週間前
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「Memory」BOØWY

日本の歴史上一番、といってもいいこのバンドの最後のアルバムは、やはりなんとなく、別れの気…

hisataroh358
2週間前
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レコードジャケット博覧会シリーズvol.17 〜 きれいで素敵なジャケット特集

今回は、うーむ、きれいなジャケットだ!!と思ったものをご紹介します。 TRIOSENCE 「Scorpi…

hisataroh358
3週間前
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やがて誰かと巡り会う 〜くるり「三日月」🌙

三日月のカケラは、失ったあの人の存在。 輪廻を考えるならば、月は欠けていき、ある日、見え…

hisataroh358
3週間前
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「渚」スピッツ

夏の海も良いですが、秋の海も良いですね。 暑くないから、いつまでも、波の音を聞いていられ…

hisataroh358
3週間前
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眺めのいい音に、バラの花をそえて~ ペットショップボーイズ「Being Boring」

この楽曲を含むアルバムの帯に書いてあったコピー。 それがこの楽曲のことを上手く指している…

hisataroh358
3週間前
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秋なのに、秋の気候にならない。そんな、日に聞いていたい曲をいくつかご紹介

秋なのに、秋の気候にならない!なったかと思えば、また暑い。 そんな、日に聞いていたい曲をいくつかご紹介してみます。 ビル・エヴァンス「Autumn Leaves」枯葉、、といいながらリズミカルに進むメロディ。秋の侘しさがたのしさに変わる瞬間です。 Cannonball Adderley「Autumn Leaves」 この枯れ葉は、マイルス・デイヴィスのかすれるようなトランペットがあってこそ。秋の風景。 Chet Baker「Autumn Leaves」チェット・ベイ