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学習支援に役立つ評価―安心して共に育つ
学習支援に役立つ評価―安心して共に育つ
という演題で、2025年2月1日に柏で講演します。
講演内容は、
1 大村はまの「優劣のかなた」 優劣を忘れて学びに専念
2 芦田恵之助の安心共育論
師弟一如、優中劣各その処に安んじて、共に育つ
3 ケネス・グッドマンによる目標論
一人一人の成長がゴールであって、絶対的な水準の達成がゴールではない。
4 安心して共に育つ評価観(首藤説)
全員が好成績を取ることが「ウェルビーイング」ではない。一人一人が現在に自分を受け入れて、精いっぱい良さを発揮することを通して学ぶ。そういう場が、楽しく実りある学びの場。一人一人全員が、学びと成長を楽しむ場。それが授業におけるウェルビーイング。
●成績評価 優劣を明らかにするための評価。入試には必要。日常学習には不要。学習指導要領の目標に準拠したランク分け評価は不要・有害。全国学調での優劣評価は不要・有害。
●学習者理解の評価 教師が学習者一人一人の現在を理解して適切に支援するために必要・有益。
●学習者による省察評価 一人一人が自分の目的に照らして行う評価。試行錯誤に働く自己評価。これが一番大事。
講演するのは、卯月啓子氏が主宰する研究会の年次大会の中です。大会の詳細は添付の画像のとおりです。
参加費: 2000円
会場: 千葉県柏市6-2-22 アミュゼ柏プラザ(柏駅歩7分)
時間: 13:30開会。16:25閉会
基調講演: 卯月啓子「令和時代の教師に求められる国語力」
実践発表: ①宮崎彩陽子(小学校)
②川上美智子(中学校)
③渋谷美雪(小学校通級)
④福原美豊子(特別支援学校)
講演1: 柳沼希世子「ウェルビーイングってなに?」
講演2: 首藤久義「学習支援に役立つ評価―安心して共に育つ」
終了後懇親会(別途2500円)
申込先:
https://toukatsu-kyouikukaikan.or.jp/information/339
申込先&問い合わせ先:080-5577-9724(庄子)