なるようになる

なるようになる。
なるようにしかならない。
できることをする。

自分の力だけでどうにかしようとすれば苦しくなる。
自分のことも、世の中のことも、
天然自然のことも、
なるようになる。
なるようにしかならない。
できることをする。
と考えて、自分にできる範囲のことをしようと思う。
そう考えると、気が楽になる。
気が楽になったほうが、できることが増える。

できることをできる範囲でする。
その意味は、限界の手前でやめるという意味である。
心身がこわれないうちにやめるという意味である。
いい加減のところでやめるという意味である。

これまで私は、いつも、全力を出し切った。
善いことも悪いことも、何に対しても、限界ぎりぎりまで自分を試すことが好きだった。
欲しいものを獲得するために全力を出して、限界ぎりぎりまで挑んだ。そしてそれが、誇りあり、喜びでもあり、生きる支えでもあった。
そして、さまざまな危機を呼び込んだ。
危機を察知すると逃げ出した。
挑んで逃げる。
そんな、ぎりぎりの、ぎくしゃくした生き方をしてきた。

でも、これからは、
なるようになる。
なるようにしかならない。
できることをする。
と考えて、できることをできる範囲内でするようにしたい。