マインドフルな脳科学~マインドフルネスによって起きる脳の変化②~
今回は
マインドフルネス瞑想塾
でお話しした
「脳に起きる変化」
について続きをメモ.
マインドフルネス瞑想を
習慣化できると
長期的な効果として
脳内にも変化が起きる
といわれている.
一体どのような変化が起きるのか!?
今回は,
脳内ホルモン
(神経伝達物質)
の観点からメモ.
◆脳内ホルモン(神経伝達物質)の変化
・Bellosta-Batallaら(2020)
・Daubeら(2015)
の報告を
ざっくりまとめてみると,
■オキシトシン(愛情と幸せ):増加
脳の視床下部で生産され脳下垂体から分泌されるホルモン
■セロトニン(気分調節):増加
視床下部や大脳基底核・延髄などに高濃度に分布する神経伝達物質
■ドーパミン(報酬系):増加
黒質線条体路・中脳辺縁系路などで働く神経伝達物質
■GABA(鎮静と関与):増加
GABAのレベルが低いと不安が高まりやすい
脳や脊髄で精神を安定させる抑制性の神経伝達物質
■ノルエピネフリン(不安に関与):低下
別名:ノルアドレナリン
交感神経の情報伝達に関与する神経伝達物質
副腎髄質から分泌されるホルモン
■メラトニン(睡眠に関与):増加
松果体から分泌されるホルモン
■DHEA(若返り):瞑想実践者は非実践者より 43.77% 多い
デヒドロエピアンドロステロン
というヒトの体内に存在するホルモン
主に体内の副腎皮質で分泌される
なんか
いろいろホルモン増えるみたいw
マインドフルネス瞑想で
幸せホルモンを大量に放出し,
若返っていきたいところですね
◆文献
1)Bellosta-Batalla M, et al: Brief mindfulness session improves mood and increases salivary oxytocin in psychology students. Stress and Health 36(4):469-477,2020.
https://doi.org/10.1002/smi.2942
2) Daube WC, Jakobsche CE: Biochemical Effects of Meditation: A Literature Review. Scholarly Undergraduate Research Journal at Clark 1:80-85,2015.
https://commons.clarku.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1017&context=surj
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