マインドフルネスとアンチエイジング
今回はマインドフルネスとアンチエイジングについて.
おそらく,女性に関心が高い領域かと.
鈴木祐氏による著書「不老長寿メソッド」によれば,
アンチエイジング医学(抗加齢医学)における現時点での
アンチエイジング共通原則として,次のようなことが示唆されている.
1.適度な苦痛(心身にダメージを与える)
身体活動量・運動,目標達成に向けた緊張感など
2.回復(ダメージを癒す)
食事(栄養),睡眠,楽観性,SNS断食,若づくりなど
3.1と2を繰り返す(=苦痛と回復のサイクル)
このように心身に適度な苦痛を与え,回復(休息)させるというサイクルを繰り返すのがアンチエイジングには重要のようである.
しかしながら,回復(休息)が実は不足している人が多いとも指摘されている.
栄養や睡眠といった基本的な回復(休息)に加え,様々な方法が提示されているが,その中でも重要度の高い回復(休息)方法として,
マインドボディワーク(瞑想,ヨガ,太極拳など)
があげられている.
マインドフルネスは,アンチエイジングという観点からみても重要な心身を回復させる・癒す方法といえる.
マインドフルネス瞑想のアンチエイジングに関連する先行研究として,DHEAを指標とした研究報告がなされている.
この報告によると,瞑想実践者は非実践者と比較して,DHEAが平均約44%(最大で90%)高かったとしている.
DHEA(dehydroepiandrosterone. デヒデロエピアンドロステロン←早口言葉みたいw)とは,
副腎から分泌され,全身広範囲にわたって働きかけるホルモンであり,体内でエストロゲンやテストステロン,プロゲステロンといった男性ホルモン,女性ホルモンへと変化することから「ホルモンの母」とも呼ばれている.
強力な抗酸化作用,抗炎症作用,ストレス緩和,さらには糖尿病,動脈硬化,脂質異常,認知症などを予防するともいわれている.
このように,DHEAは性欲・代謝・精神の安定に深く関係していることから「若返りホルモン(=年齢を測るものさし)」と捉えられている.
ホルモン
◎環境の変化が起きても,身体の働きを常に同じになるように保つ化学物質
◎脳下垂体,甲状腺,副腎などの内分泌腺で作られている
◎ごく微量でもとても強い効果があり,種類によってその働きはさまざま
どうやら,マインドフルネスで若返るようである.
なので,中年の私を実験台として,マインドフルネス瞑想を行っていくことで見た目年齢が若くなるのか??
毎日,自分をスマホで撮影でもしてデータを収集・保管しておこうかと思う今日この頃.(多分,誰も見たくないw)