粋な話〜ディズニーを怒らせたジョニーデップの演技〜
大ヒット映画シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニーデップ演じるジャック・スパロウ。
奇抜なファッション、予想不可能な立ち振る舞いで見たものを一瞬で虜にする世界一有名な船長を見事に演じ、世界中を魅了している。
今では全世界で愛されるジャックスパロウだが、記念すべき第1作目の撮影中、ジョニーデップの前例がない斬新すぎる演技にこの映画を配給するウォルトディズニー上層部は理解が出来なかったという。
なかでも、この時ディズニーの社長であったマイケルはかなりの不満を募らせていて、
「ジョニーデップのせいでこの企画は台無しだ。あれが演技なのか? 酔っぱらっているのか? ゲイなのか? 』と怒っていたという
後日、この発言はジョニーデップ本人の耳にも入った。
そして改めて幹部からも社長の苦言を聞かされた際、こう返事した。
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「僕の演じるキャラクターはみんなゲイだって知らなかったのですか? 」
とジョークで返した。
ジョニーデップはジャックスパロウのこと誰よりも深く読み解き、自分の直感を信じて演技プランを最後まで変えずに演じきったのだった。
封切された「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」は世界中で予想を大きく上回る歴史的大ヒットを記録したのは言うまでもない。
そして同年、ジョニーデップはジャックスパロウ役でアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされたのだった。