50代で定年後が不安になるのは「勝ち組」にこだわっているからかもしれない
50代が集う同窓会では、こんな会話がよく聞かれます。
「ところで、何歳まで働くの?」
ひと昔前なら、みんな揃って60歳定年でしたので「定年後は何するの?」という会話で盛り上がっていたことでしょう。
わたしも含めた50代世代は、定年後の趣味を思い描くまえに定年後も働くことを視野に入れて、これからの人生設計が必要になりそうです。
それも、人生100年時代といわれている中での人生設計です!
(*´ω`)
働き盛りで日々多忙な50代世代が、定年後の人生をイメージしようとしてもそこには期待と不安が入り混じるものがあります。
期待が膨らむ部分は、いまよりも自由な時間が増えそうで、いよいよ「とっておきの趣味」にのめり込めそうな予感!!
(^^♪
不安に感じる部分は、定年後はどのような日々を過ごしているのか不確定でイメージできない(わからない)ということ。
それから、老後資金が足りるのか?というお金の不安。
・ほんとうは、のんびり隠居生活にあこがれているのに、そんな生活は夢なんじゃないか・・・。
・生活のために、興味のない仕事にしぶしぶ就くことにならないだろうか・・・。
・みじかに友達のいない孤独な生活になっていないだろうか・・・。
・人生の勝ち組を目指してここまで頑張ってきたけど、それが報われる生活ができているのだろうか・・・??
こんな不安が少しでもあれば、「ほんとうの定年後」の世界を垣間見てみるのもいいかもしれません。
(^o^)丿
いま会社でバリバリ働いているビジネスパーソンは、定年後も引き続き「勝ち組」生活を夢見て、老後にむけた「仕込み」を考えているかもしれません。
その「仕込み」がうまく活かせることもありますが、全員が理想の道を進めるわけでもなさそうです。
では「勝ち組」の老後でないときは、いきなり「負け組」の老後になるのかといえばそんなことはないということです。
(*´ω`)
坂本貴志さんの『ほんとうの定年後』の本では、たくさんのデータからみえる平均的な定年後の生活がみえます。
50代世代は、実は収入面や昇進など仕事で伸び悩む時期。
就労感が緩やかに変化する世代でもあるとのことです。
人生100年時代に、ほんとうに必要になるのは「就労感の転換」。
定年後の豊かな仕事として、多くの人が共通して言及していることをまとめるとこの3つがあがるそうです。
定年後、「小さな仕事」に注目できることが、生活を精神的にも経済的にも豊かにできるきっかけになりそうです。
お金の心配でいうと、定年後の生活費は現役世代より低くなるはずで、現在の支出水準で考える必要はないことにも気づかされます。
(*´ω`)
「ところで、何歳まで働くの?」
同窓会でこんな質問をされたら、なんて答えましょうか?
「誰かの役に立つなら、いつまでも!」
爽やかに答えられるといいなと思いました。
(*´ω`)
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