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新編 木漏れ日の下で

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1999年に発表した電子ブック『木漏れ日の下で』(FDに収められたttzファイル。2001年には増補改訂版を『ひとりの夜の愉しみは』として発表)の新版を編もうとする試み。今日まで…
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2024年3月の記事一覧

衝動買い、ふたつ

 文字通りの衝動買いでしたね、これは。 職場のある仙台から鶴岡の自宅に戻った夜、ヤマハか…

hisahisa67
11か月前
1

文化祭という名の文化

 ふだん自宅にいないわりには、ぼくは子どもたちの学校に、まめに顔を出すほうかもしれません…

hisahisa67
11か月前

受け止めなければ

 少年による凶悪な犯罪は、やむことがないのでしょうか。岡山県で起きた金属バット殴打事件。…

hisahisa67
11か月前
2

旅立ち……「十五才─学校IV」を見て

 人はいつか旅立つのです。大人になるために。一人前になるために。「十五才─学校IV」の主人…

hisahisa67
11か月前

理数系の発想

 理数系の人の発想って、おもしろい。ぼくなんか100%文系人間だから、理数系、とくに研究者…

hisahisa67
11か月前

新しい? 歴史教科書

 外圧によってしか変わらない国なのかもしれません、日本という国は。開国と明治維新。太平洋…

hisahisa67
11か月前
1

アイデンティティに出会う

 アメリカはこの三日に行われた、国連人権委員会のメンバー国改選に落選したようですね。溜飲が下がる思いをした人(国)も多かったのではないでしょうか。  アメリカが偉大な民主主義国家であることは誰しも認めるところ。でも、とくに最近、唯一の超大国としてのおごりのようなものが目立つと思いません? えひめ丸の事件や米軍偵察機の中国機との衝突事件、そして京都議定書からの一方的な離脱表明、クローン人間研究への無施策、年中行事のような手前勝手なお仕置き(武力行使)。偶発的なものもあるけれど

「MAC POWER」誌に現れた森有正

 まさかパソコン雑誌の「MAC POWER」で、森有正の名前を目にするとは思いませんでした。かつ…

hisahisa67
11か月前
3

タロとジロ

 タロとジロの物語を日曜(4月9日)夜のテレビ番組で見ました。知らない人はいない、あまりに…

hisahisa67
11か月前
1

無期懲役

 「この手で殺します」と、山口県光市の、妻子を惨殺された本村さんは言いました。人間らしい…

hisahisa67
11か月前

丸山薫

 7月1日の河北新報夕刊に、すてきなコラムがふたつ掲載されていました。  ひとつは池内紀(…

hisahisa67
11か月前
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錦秋の蔵王

 宮本輝さんに「錦繍」という作品があります。ぼくが何度も読みかけては、いつも途中で本を閉…

hisahisa67
11か月前

コギャルの社会学的考察

 先日偶然ラジオで聴いたコギャルの社会学的考察は、とっても面白かったですね。何でも学問に…

hisahisa67
11か月前

子守歌

 上條恒彦さんの歌う子守歌です。正式な曲名は忘れてしまったけれど、たしか小室等さんの作品だったのでは?  二十一世紀を目前にしても、争いは絶えることがありません。投石をくり返すパレスチナの民。機銃掃射を加えるイスラエルの戦士たち。  いったい彼らはどんな子守歌を聴きながら育ったものか。彼らの親たちは、また彼らの神は、彼らを守ることをやめたのか。  本当の敵は他にいるのに。本当の敵はどこか安全なところにいて、傷つけ合う若者たちをほくそ笑んで眺めているに違いないのに。(20