小豆島爆走記② -風の行方-
人類の歴史は戦争とともにある。
子供から大人まで大好きなオリーブオイル。
その元となるオリーブが大好きなゾウムシ。
罪には罰を。害には対策を。
不都合な穴があれば埋めなければならないのだ。
結論、オリーブアナアキゾウムシを
1匹たりとも発見できなかったのだ。
……1匹も見つけられなかったゾウ。
食への脅威に打ち勝った人類の英知に乾杯。
~ オリーブアナアキゾウムシ調査録 完 ~
小豆島ね。めっちゃ良かったわ。
美しき日本の風景。って感じ。
山道を走れば獣。獣。獣。
鹿にイノシシ、猿と野兎。
大自然オールスターズが歓迎。
すれ違った人間の数より多い。
小豆島の魅力は生き物だけじゃないんですよ。
まずオリーブの木がそこかしこに生えてる。
オリーブカラーっていうのかな。葉っぱの色が地中海の色をしてる。
見ただけで分かる。感じる。
欧州の風を感じるの。これ感情をヒトは郷愁って呼ぶのかな。
あー、俺ってやっぱり前世はヨーロッパだったんだなって確信するよね。
瀬戸内芸術祭ってやつもやっているからか
島中がオシャレ。シカか現代アートかってくらい芸術品が出現する。
そんな雰囲気もあってか、オリーブ風に誘われてか
魑魅魍魎とした生き物たちも
生き生きとしてる。輝いてる。
次は紅葉の時期に行きたいね!!!!