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【私の好きな作家さん①】短編小説が温かい!三木和彦さんの巻

noteを始めて約2週間。
自分で書くのも楽しいですが、素敵な作家さんの作品に出会うのもneteの楽しみの一つですよね。

え??これが無料でいいの?読み放題でいいの??と思う作品がたくさんあります。

…というわけで始まりました!!
ひるねこの好きな作家さんと作品を勝手にご紹介するシリーズ!!

第1回目の今日は、ひるねこがnoteを始めて2人目にフォローさせていただいた三木和彦さんの巻

☆三木和彦さんについて

三木和彦さんはインドネシア在住。コーヒーとお酒がよく似合うダンディで穏やかな紳士です。←ひるねこの想像ですが…笑

小説やエッセイの他にも三木さんのマガジンには美しい写真がたくさん!インドネシアの風景や人々がすごく魅力的ですよ。

公開されている小説やエッセイは53本。(9/29現在)

ほとんどが気軽に読める短編です。

甘酸っぱい恋愛ものから、優しくて可愛い児童向けのお話、ちょっと怖いショートショートやSF、ナンセンスなお話から泣けちゃうお話まで様々。どれもすごく素敵です。

三木さんの作品に共通するのは"優しさ"です。
寝る前に読むとほっこりと温かい気持ちになります。三木さんはダンディなコーヒーのイメージですが、作品はリラックス効果のあるカモミールティーかな笑。

では、ひるねこの好きな作品を3編ご紹介しますね。


1.お空の神様 【小説/何故あめは降るのか】

おじいちゃんと孫の優しいお話です。


かつて小さかった坊やがおじいちゃんになって、優しく孫の質問に答えます。
小さな坊やに「雨はなぜ降るの?どうして時々怖い雨が降るの?」と聞かれたら…あなたは何と答えますか??

おじいちゃんの答えの優しさに、絶対泣きたくなるから…!

しかも素敵なBGMを聴ける仕掛けになっています。お洒落だなぁ(*´ω`*)


ちなみに…『お空の神様』は美沙さんのこの企画の参加作品です↓↓↓

↑↑↑美沙さんの企画には他にも、素敵な作品が掲載されていますよ。こちらもオススメ!


2.魔法使いはいらない 【短編小説】

こちらも児童向けの作品。小学5年生のヤンチャ坊主ケンくんの視線で語られます。

担任の大江先生に怒られてばかりいるケンくんは、国語の時間に魔法使いの話を勉強してあれこれ考えます。

もし、魔法使いがいるのなら何を手伝ってもらいたいかな…
もし、自分が魔法を使えたら…
でも、何でもできるようになったら面白くないな…

物語の最後に少しおとなになったケンくんの言葉に泣きます。絶対泣きます。

こんなに短い作品なのに、物語を読むとケンくんをとりまく日常が生き生きと頭の中に浮かびます。
お母さんや先生、同級生の表情…音や匂いまで感じるんです。三木さんて天才ですよ!


3.Why  【ショートショート】

三木さんのショートショートも絶品です。
どれも好きですが…私はこの『Why』が一番好き!

「H氏」や「アンドロイド」というワードが星新一さんを連想させます。
三木さん自身もコメントで「巨匠星新一氏のオマージュです」とおっしゃっています。

私も星新一さんは大好き!ですが、この作品は…三木和彦さんらしい優しさに満ちていて、別の味わいがあるかな。

クライマックスのH氏の叫びには奥さんへの愛情と切なさや悲しみが溢れていて…また泣きます(;ω;)

こんなに短い作品なのに、こんなにたくさんの感情が詰め込まれているなんて…ホントに三木さんは天才です。←2回目!


☆他にもオススメがたくさんあるのよ!

他にもご紹介したい作品がいっぱいあります。

ショートショートなら『かくれんぼ』はノスタルジックなら気持ちに浸れるし『幸せを守りたい』『イクラ対オクラ』などはナンセンスな魅力でいっぱい!

甘酸っぱい恋のお話もいいですよ。
『一本!』は剣道少女の初恋が可愛いし『ピカケ』は青春時代の綺麗な恋を思い出します。

どれを読んでもはずれがない!!というのが正直な気持ちです。


☆コメント欄はあとがきと解説

三木和彦さんの小説のコメント欄は、読者さんの感想と三木さんのお答えがとても充実していて、まるで作品のあとがきや解説のようです。

コメント欄も余さず読んでみてくださいね。

…私も数回感想を書いてみたことがあるのですが「わぁ、素敵!」「感動」「泣ける!」くらいしか書けず…笑。最近はひたすら「スキ」を送ることに徹しています(๑˃̵ᴗ˂̵)/


☆読書の秋!ぜひ読んでみてください!

三木和彦さんの作品は5分あればたっぷり味わえる短編ばかりです。
短編ですが、そこにギュッと濃縮された世界を感じることができて私は大好きです。

まだ読んでいないあなたも、ぜひぜひ三木ワールドにトリップしてみませんか?



アラフィフ女子大生ひるねこのプロフィール↓↓↓



最後まで読んでくださってありがとうございました。

これからも楽しい記事を書けるように頑張ります。

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