【大乗仏教】唯識派 四分説(三分説)
唯識思想における「識」の分類は、前回の記事で紹介した「識の三層」だけでなく、「識の四分説(三分説)」というものも存在します。
唯識派の学説を認識論的に考える際には、「識の三層」よりも「識の四分説・三分説」を用いた方が分かりやすいと思います。
自証分が見分と相分に分かれているため、自証分は「識の三層」の中で末那識単独ではなく阿頼耶識を加える方が妥当ではないかと筆者は考えます。今後、唯識思想を認識論的にお話する際は、上記の四分説②③を用います。
唯識思想における「識」の分類は、前回の記事で紹介した「識の三層」だけでなく、「識の四分説(三分説)」というものも存在します。
唯識派の学説を認識論的に考える際には、「識の三層」よりも「識の四分説・三分説」を用いた方が分かりやすいと思います。
自証分が見分と相分に分かれているため、自証分は「識の三層」の中で末那識単独ではなく阿頼耶識を加える方が妥当ではないかと筆者は考えます。今後、唯識思想を認識論的にお話する際は、上記の四分説②③を用います。