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【詩】故郷の山河

波打つ稜線雪降り白く
故郷の山々白馬の背
浮かんだ少年時代の記憶
飛雲と一緒に鞍に載せ
季節は巡って新芽を芽吹いて果実を恵んで落ち葉
自然は真摯に歩みを止めずに必ず戻って持ち場
けれども言葉を交わした人々時を共にした人々も
消せども消えぬは思い出のみにて時間の狭間に消えるもの
胸打つ故郷の山河
四季と郷愁を盛るサラダ
二度とは戻らぬならば
過ぎ去った日々にいざさらば



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