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無知ってまじで罪です。

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私の会社の社長がよく話す
「知っている」ということの思考停止。

孔子が門弟に語った言葉としてこんな言葉があります。

「知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」

この言葉の意味は、

知っていることを知り、自分が知らないことも知ることこそ本当の意味で「知る」ということである。

ということです。

これを心理学の世界では「知的謙遜」と呼ぶそうです。

私たちがなぜ、知的謙遜しなければならないのか。
それは情報があふれ過ぎていることによって初めて知った情報であってもあたかも"以前から知っていた"という風に脳が捉えてしまいます。

この知的謙遜ができないとどうなるのか。
自分は多くのことを知っているということから、自己慢心が生まれ、客観的に自分を見る力が低下します。

まさに増田さんのよく話す「思考停止」のテンプレートです。

なぜ、その現象を起こしてはいけないのか。
それは我々がコンサルタントであるからですね。
私たちは客観的な視点からコンサルティングをしなければならず、視座が低ければ当然経営者の視点に立つことは絶対にあり得ませんし、情報が陳腐化されたもので止まってしまいます。

では、どうやってこの「思考停止」を打破するか。
その方法の1つが弁証法による、アンチテーゼです。

多くのことを知っていると錯覚している自分(テーゼ)を自身で否定すること(アンチテーゼ)によってジンテーゼへと昇華させます。

私の会社の社長もよくよく「無知の知」について言ってます。

本当に向き合うべきはまず自分で、
自分を知らなければ自分を高めることもできないと思います。

その為に「知的謙遜」の姿勢を徹底して、気づきを正しく気づきとして受け入れられることが大事です。
ありとあらゆる場にヒントはあり、得られる気づきがあります。

それらを気付きとしてインプットする。
それを誰かに話したり発信することでアウトプットとして自分の中で消化することができます。

毎日の気づきを思考停止しないように!

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