【日記】脱法ケバブ
明けましておめでとうございます。中山翼飛です。今年もよろしくお願いします。
正月早々、大変な災害が起こってしまいましたね。
被災地の方々の無事を祈るばかりですが、被災地以外の場所にいらっしゃる方にお願いがあります。
それは、『SNSで災害に関する余計な投稿をしない』ということです。
災害に乗じてインプレッション数を稼ごうとするのはあまりにもクソです。
フェイク映像やデマなどで不必要に不安を煽るのはあなた以外誰も得しません。
それに、本当に必要な情報が大量の投稿の中に埋もれてしまう可能性があります。というかこれが最大の問題です。
まあ、noteはそこそこ民度が高い(と思いたい)ので大丈夫だとは思いますが、Twitter(旧X)やInstagram、YouTubeなんかをされている方はお気をつけください。
私もこれ以上今回の災害について言及するつもりはありませんので、薄情だと思う方もいらっしゃるでしょうがご了承ください。
さて、今日の午前0時、私は友人達と一緒に地元の神社へ初詣に行きました。
一応毎年行っていたんですが、去年の正月時点での想定では今頃初詣に行かず受験勉強をしているはずでした。
ところがどっこい、今年もみんなで行くことができたので、受かって良かったですね。
お参りした神社は地域の中では大きい方ですから、真夜中だというのに非常に多くの参拝客がいました。
明るい時間に行ったことが無いので本当のことはわかりませんが、昼間になるとさらに混んでいたと思います。
多くの人が寒い中集まるとなると、参道にはおでんやうどんといった温かい食べ物を提供する屋台が並びます。
ドネルケバブと言うのでしょうか。今年もその屋台の中に、我々が密かに『脱法ケバブ』と呼んでいるものがありました。
そのケバブ屋台は、毎年三人でやっています。
めちゃくちゃいかつい中年の白人男性と、いつも彼にベッタリな日本人の若い女性。この二人は固定です。
そして残りの一人が毎年入れ替わります。
禿頭の老人だったこともあれば、茶髪の青年だったこともあり、ボブヘアの女性というより少女と呼ぶべき若者だったこともあります。
ちなみに、今年は長身の若い男性でした。
この三人目の店員は、人こそ違えど毎年同じ表情をしています。『死んだ魚の眼』とはこのことを言うんだろうな、と思ってしまうほど疲れきった表情です。
三人目が肉を切り、パックに詰め、会計をする。
そして、中年の白人男性と若い日本人女性は何もしません。ただ三人目の働きぶりをイチャイチャしながら見ているだけです。
他の屋台は店員がフル稼働しているのに、何なんだここは?
このあまりに奇妙な屋台について、私と友人達はある仮説を立てました。
『地元の闇金が多重債務者を働かせ、債務者が逃げ出さないかを闇金メンバーが見張っている』というものです。
はい。何の根拠もありません。完全に『カイジ』の読みすぎです。
でも、こうでもしないとマヂで納得できません。白人男性も日本人女性も明らかに堅気ではありませんから。
「写真撮りて~」と思いながらも、そんなことを本当にしたらどうなるかわからないのでやめておきました。
きっと来年も、どこかの多重債務者が働くことになるでしょう。
皆さんもドネルケバブの屋台で新年を迎えたくなければ、くれぐれも借金にはお気をつけください。
そもそも夏祭りの屋台とかって地元の暴力団が取り仕切ってるみたいな噂を聞きますけど、あれってホントなんですかね?
最後まで読んでくださりありがとうございました。また何かの作品を通じてお会いしましょう。