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【音×科学】EP.9歌詞の役割はケーキのスポンジ?

こんばんは、すみひろです♪

歌詞という名のお菓子を科学的に分析し、さらにおいしく召し上がって頂く、音楽の推し活をしております。

今日のテーマは″歌詞の役割″です。

音楽って、メロディがあって、歌詞がありますよね、とうぜん曲として生まれたからには、聴いた人に伝えたいメッセージがある。

その伝えたいメッセージを歌詞にこめる

がんばりましょ〜♪だったり、負けないでぇ〜♪だったり、上を向いて歩こぉ〜♪だったり、歌詞に込められたメッセージはいろいろありますよね

作曲家の高橋久美子さんいわく、歌詞はケーキ🍰のスポンジだと‥

なぬっ?

スポンジだとぉ?

じゃあ、🎂ケーキ構成する、🍰スポンジのうえのクリームやイチゴは、何なんだろうと、思っちゃいますよね

高橋久美子さんの著書、『いい音がする文章』によれば、音楽が一つの完成したケーキであれば、🎂歌詞は🍰スポンジ、曲は🧁クリーム、アレンジはイチゴ🍓だそうです。

と、有能なChatGPTさんの意見も参考にしながら、もうちょっと深掘りしてみたいと思います。

〜『いい音がする文章』〜

1.曲解説

『空を飛べるはず』〜スピッツ〜

それではさっそく、著書の中でも、とりあげられている『空を飛べるはず』を例に、歌詞の役割について、掘り下げてみましょう。

カラオケで定番のこの曲は、歌詞とメロディが持つ普遍的な魅力と、草野マサムネの独特な歌声と詩的表現が楽曲の個性を確立しながら、人々の感情やニーズに寄り添った曲ですよね‥

1996年にヒットしたドラマ『白線流し』の主題歌としても有名で、時代を超えて聴き継がれる「心の歌」として日本の音楽史に残る存在だと思います。

たとえば、歌詞の中に″ゴミできらめく世界″って、歌詞があるけど、落ち着いて考えると、ゴミって普通きらめかないよね‥

その、ゴミにさえ、きらめき✨という希望を持たせてしまうのが、魅力なんだと思います。

以下、ChatGPTによる考察

① 歌詞の魅力

『空も飛べるはず』の歌詞は、恋愛や青春の感情を繊細かつ普遍的な表現で描いています。特に以下のポイントが人々の心に響きました:

 【普遍的なテーマ】

歌詞は愛の力や希望、自己肯定感といった普遍的なテーマを扱っています。「君と出会った奇跡」や「空を飛ぶような感覚」という表現は、多くの人が共感できる理想的な感情を描き、リスナーに自分の体験を重ね合わせる余地を与えました。

 【詩的で想像力をかき立てる言葉】

スピッツ特有の詩的で柔らかい言葉選びが特徴で、具体的な情景描写と抽象的な感情表現が絶妙に組み合わさっています。例えば、「君と出会えた奇跡が この胸にあふれてる」といったフレーズは、直接的な表現を避けつつも深い感動を伝えます。

 【ノスタルジックな雰囲気】

歌詞全体が青春の甘酸っぱい記憶を想起させるようなトーンを持ち、当時の若者世代やその後の世代にもノスタルジアを呼び起こす力があります。

② メロディの美しさ

 【キャッチーで覚えやすいメロディ】

シンプルかつ美しいメロディラインが、この楽曲の最大の強みの一つです。特にサビ部分の「空も飛べるはず」のフレーズはリズム的にも音域的にも心地よく、誰もが自然に口ずさめるように設計されています。

 【心に寄り添うコード進行】

メジャーとマイナーを絶妙に行き来するコード進行が、希望と切なさの入り混じる感情を喚起します。Aメロからサビへの自然な展開は、聴く人に感情の高揚を与え、曲全体に優しい一体感を生み出します。

 【草野マサムネの柔らかなボーカル】

草野マサムネの透明感ある歌声がメロディの美しさをさらに引き立てています。その声質は楽曲の持つ繊細さや純粋さを的確に伝え、リスナーに安心感を与えました。

③ 時代背景

『空も飛べるはず』がリリースされた1994年、バブル経済が崩壊し、日本社会は不安や停滞感に包まれていました。このような背景が楽曲の受容に大きな影響を与えたと考えられます。

 【癒しと希望の提供】

社会全体が不透明な未来に対する不安を抱える中、楽曲が持つ希望的なメッセージと優しい雰囲気は、時代にマッチした「癒し」として多くの人に受け入れられました。

 【ドラマタイアップの影響】

この曲はフジテレビ系ドラマ『白線流し』の主題歌として採用され、ドラマの青春・成長テーマと楽曲が見事にマッチしました。ドラマを通じて若者層を中心に広く浸透し、楽曲の持つメッセージがさらに共感を呼びました。

2.歌詞の役割とは?

人間の想像力を信じ説明をひかえる

作曲家の高橋久美子さんが、歌詞を書く上で気をつけていることは、あえて歌詞だけで伝えようとしない、ことだそうです。

歌詞を書くときに気をつけている、というか信じていることは、メロディやサウンドの力だ。つまり、書きすぎないということ。意味を求めすぎないこと。作曲家や編曲家に、あとは任せたぞと、バトンタッチする。

〜『いい音がする文章』からの抜粋〜

つまり完成した🎂ケーキが音楽なら♪
 •歌詞は🍰スポンジ
 •曲は🧁クリーム
 •アレンジはイチゴ🍓

みんなの才能がうまく合わさると、最高の音楽としてのケーキ🎂ができるんでしょうね♪

3.マガジン紹介

『歌詞のパティシエ』

とらねこさんと音楽関連マガジンを運営しています。興味のある方はぜひフォローをお願いします。

以上、すみひろでした♪

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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