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人生を前に進めるスモールステップ

こんにちは!
バーチャルソーシャルワーカーの陽色しなです。

今回は「スモールステップ」についてお話していこうかと思います。
福祉職であれば、スモールステップを知っている方も多いのではないかなと思いますが、その重要性や効果を明確に言語化できる人は多くないのではないでしょうか?

  • スモールステップとは何か?

  • スモールステップを使う効果

  • スモールステップの事例

3つに分けてお話していきますね!



スモールステップとは何か?

スモールステップは直訳すると
「スモール」= 小さい
「ステップ」= 歩幅、階段

歩幅や段差などのステップを小さくしていこうよ!
という意味になります。

具体的には、日々のタスクや目標を達成していくためには、そのタスクや目標を細分化して、小さくしていきましょうということを「スモールステップ」と言います。


スモールステップを使う効果

ちょっと想像してみてほしいのですが、例えばゴール地点が遥か遠くにあって見えないのであれば、途中で方向が合っているのか?
わからなくなってしまいそうです。

右往左往してしまうと、どんどん気力も失われていってしまいそうですよね。

昔の階段では、よくありましたが、一段一段が高い階段を登るのは、とても体力を消耗してしまいます。


逆にゴールが目の前にあったらどうでしょう?

階段も段差が低いと、とても登りやすいですよね。

つまりスモールステップにすることで

  • 取り組み始めるためのエネルギーが少なくて済む

  • 確実に達成出来る

  • 達成感が得やすい

  • 自己効力感が高まる

このような効果が期待できます。


あまりにも大きすぎる目標だと何から始めたらいいのかわからなくなってしまいますし、取り組み始めるまでのエネルギーも膨大です。
最終的な目標までのステップを小さく準備してあげることで、取り組み始めるまでのエネルギーが少なくて済みますし、着実に達成していくことが出来ます。

またスッテプを小さくいくつも配置することは、その都度目標を達成していくことですので、達成感が得やすいということもあります。

自分の力で「出来た!」という経験が積み重なってくると、自分の中の自己効力感が高まってきます。

自己効力感というのは、物事に対して「僕なら出来る!」と思えるかどうかという能力のことです。

この自己効力感が高まってくると自分で出来ることの幅も広がっていきます。


スモールステップの事例

何となくスモールステップはわかったけど実際にどうやってすればいいのか?わかりづらいと思うので、ケースごとに考えてみたいと思います。


ケース①「ジョギングを習慣化したい」

例えば、健康のために毎朝早起きをしてジョギングをすることにしたとしましょう。
最初は頑張って出来ると思うけど、次第に出来なくなっていく…。
いわゆる三日坊主というのは誰しも経験があることだと思います。

続けられなかった原因はどこにあるのでしょうね?


答えは

目標が大きすぎるんですよね!


じゃあ最終目標であるジョギングの習慣化を目指していくためにステップを細分化していってみましょう。

例えばこんな感じです。

  1. 朝早起きする

  2. 顔を洗う

  3. 着替える

  4. 靴を履く

  5. 外に出る

  6. 散歩する

  7. ジョギングする


まず、早起きをするということだけでも、めちゃくちゃすごいことです!
最初のステップはまず早起きが出来るようになることからですよね。

次のステップとして、顔を洗って目を覚ます!
そしてジョギング用の服装に着替える!
そんでもって靴を履く!

外に出れたら、最初は朝の気持ち良い空気を吸うだけでもOK!
慣れてきたら散歩や近くのコンビニに行くのも良いですね。

そして、最終目標としてジョギングですが、ジョギングする距離なども目標を細分化出来ると、尚良しですね!

細分化して、目標を小さくしていく中で重要なのは「今日はここまでしか出来なかった」ではなく「今日もここまで出来た」というように考えることです。

習慣化していくためには「出来た」ということの繰り返しがとても重要になってきますので、早起きが出来ただけでも自分に◯をつけてあげましょうね。


ステップ②「ついつい仕事を後回しにしてしまう」

苦手な仕事などは、ついつい後回しにしてしまいがちですよね…。
でも後回しにしてしまうと、後々怒られることになったり、仕事がたまってしまって自分が後でしんどい思いをすることになってしまうかもしれません。

この後回しグセを改善するためにもスモールステップは活用できます。

お仕事で活用する際に考えてみるのは

  • スケジュール管理、タスク管理アプリなどを活用する

  • 目標を細分化

  • 完璧を目指さない


まずお仕事では使ってる人も多いかも知れませんが、スケジュール管理・タスク管理アプリなどを活用していきましょう。

そして、アプリに入れていくのは細分化したタスクや目標ですね。

例えば何かの書類を作る必要があるのであれば、今日は25%まで進めるというようにステップを設定していきます。

このようにしておけば、例えば上司に「どこまで進んでる?」と確認された時でも慌てずに「50%ほど進んでいます」と応えることができそうですよね。

そして、完璧を目指さないということも大切です。
そもそもスモールステップの効果には「完璧主義」を和らげる効果もあるのですが、ステップを踏みつつ、最終の100%(完成)まで進めるとした日を定めたのであれば、納得できなかったとしても、それで上司に提出してみましょうね。


まとめ

今回は「スモールステップ」についてお話をしてきました。
自分は「めんどくさがり」「後回しグセがある」と悩まれている人も多いのではないかなと思っています。

だって僕も「めんどくさがり」で「ついつい後回しに」してしまう人ですからw

でもちょっとした工夫で乗り切れることもありますので、騙されたと思って一度「スモールステップ」を試してみてほしいなと思います。

もし「どのように細分化していけばいいのかわからない」「やってみたけれどうまくいかない」ということがあれば、初回無料ですので相談に来てくれたら一緒に考えてみるからね。

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