トレーニング動画を見るときに気を付けて欲しい2つの事
ラグビーワールドカップにオリンピック、スポーツの祭典が目白押しな2019~2020年。
「自分も運動したい!」と思い、ジムに通い始める人も多いと思います。
そんな時、「なんのトレーニングしたらいいんだ」と思い、YouTubeでトレーニング動画を参照する事でしょう。今日は動画を見る際、気を付けて欲しい2つの事について書いてみましたので、参考にして下さい。
1.「効いてる感」には要注意
トレーニング動画で良く出てくるのは、「このトレーニング○○に良く効いてる」という名のもと、怪我をしかねない姿勢でトレーニングをしたり、実際は鍛えたい部位に何も負荷がかかっていない動作を正とするものです。
特に怪我についてはとても重要です。
動画で写っている彼等は日々めちゃくちゃ鍛えており、危なっかしい姿勢を取っても他の筋肉で支えていたりするのでまだ何とかなってます。
一方、初めてやる人がそれが危険と知らずに行ってしまったらどうなるでしょうか。確実に怪我をします。
先日僕の友達もベンチプレス(大胸筋を鍛える種目です)で頚椎ヘルニアになっていました。
原因は「ベンチプレスでは腰を反れば反るほど重量をあげられると、トレーニング動画を見て理解していたから」でした。
第3者的に話を聞いていれば「そんなこと無いでしょ」と思えますが、知らない人からしたらそう思うのも無理はありません。
従い、動画を見ているときに
・何でこのトレーニングをするのか
・どこの筋肉をどういう風に鍛えるのか、その筋肉はどとから何処についててどんな機能があるのか
・この動作でどんな日常動作が楽になるのかorカラダの姿勢が変わるのか
が伝わってくるか注意して見てみましょう。
2.トレーニングのその先をどこまで見れているか
1とも被りますが、トレーニングを通してどんな動きが出来るようになるのか、はとても大事です。
※これは「ただ筋肉をでかくしたい、ムキムキになりたい」が目的の人には当てはまらないので、スルーしてください。
僕もラグビーをしていたのでトレーニングをしましたが、トレーニングの目的は
「ラグビーでの動きがもっと良くなる為」
でした。
逆に言えば、「動きが悪くなるトレーニングはしない」と言うことですね。(今思えばベンチプレスもそこまで要らなかったなと反省しています。)
皆さんのトレーニングをしたい、という思いは様々だと思いますが、どうせやるなら「良いカラダになって、且つ日常生活がもっと過ごしやすくなる」のが一番だと思います。
トレーニング動画を見ていると、例えばおしりを鍛えたいが為に「そんなことある?」という動作でトレーニングしてたりするものがちらほらあります。
効かせることも確かに大事ですが、このトレーニングは何に役立つんだっけ?という視点をもって動画を評価して頂ければと思います。
最後までお付き合い頂き有り難うございました!
2020年も宜しくお願い致します!
追伸
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