見出し画像

こっちのけんとくんが自分を取り戻し、このうえなくブレイクしていった理由

願望達成マスターひろ健作です。
あけましておめでとうございます。

昨年はどんな年でしたか。
私は久しぶり録画で紅白を観たのですが、何か少しNHKがふっ切れたような、本来のNHKの良さを取り戻したような感を覚えました。

というのも特別枠でB'zの3曲ライブ、続く藤井風のニューヨークの朝を迎えてのLIVE同時発信。亡くなった西田敏行を迎えての円熟味を増した4人組の歌披露、そして内村光良の涙。さらには自分を救った曲を歌えず、やむなく曲の変更を余儀なくされた星野源の沈うつな表情――と自分のことを考えるに十分な内容でした。

一種独特だったこっちのけんとくんのパフォーマンス

なかでもへーこういうのがいま流行しているんだと興味を持ったのがこっちのけんとくん。

菅田将暉の弟でありながら一般人として社会に出、会社勤めをしたものの、型にハマった生き方に合わせることができず、1年でうつを発症。

引きこもり同然な状態から自分を救うために作った曲が大ブレイク。多くの人の共感を得、とんでもなく高い位置にまで上り詰めた人です。

とはいっても本人はいたって自然体。いまでも死にたくなることがあるといい、危機をアピールするために発信しているそう。なんとなく彼の言わんとすることわかる気がしますね。

どうやって自分を取り戻し、売れていけたのか?

ではどうやってけんとくんは自分を取り戻し、売れていけたのでしょう?

それは……
「会社勤めを一回やったから」。

一番合わなそうな、ごくふつうの人がするような「会社勤め」をした。自由で生きる時に才能が花開く彼が、型にハマった生き方をした。だから息苦しくなって一番息のできる場所を見つけたのですね。


こっちのけんとくんが自分を取り戻した過程

じゃあ最初から遠回りをせず、お兄さんの菅田将暉(すだまさき)と同じように華やかな舞台、音楽会に出て行ったらよかったじゃないかと人によっては思うかもしれません。けど物事というのはそうカンタン(一筋縄)ではいかないんですね。

というのも芸能界、音楽会、ショービジネス、表舞台というのは往々にして「いかに自分をPRするか」が大事で、目立たなければいないのも同じになってしまうから、なんですね。

だからとにかく注目されるために、映画の主人公としてオーディションに出たり、モデルになってあっちこっちのプロモーションに参加して自己PRしたり、番組のフリートークに参加して宣伝をしたり……。とにかく忙しく大変なんですね。

真正面からぶつかるとうまくいかず、別の角度(別の理由)で行くとうまくいく理由

こっちのけんとくんも別に売ろうと思って曲作りしたわけじゃなかった。あくまで自分を助けようとして作りはじめた。そうしたら多くの人の目に留まって行ったんですね。

つまり「なりたい自分をイメージし、それに沿って行動した」わけではなく、彼の場合「息苦しい場所を離れて自分だけのスィートスポット(ブルーオーシャン)を見つけた」そうしたらそれが一番のウリになって才能が爆発したのですね。

このように、主目的(演技で売ろうとする俳優、曲で売ろうとする歌手、絵で売ろうとする画家、クライアントの事例で売ろうとするコーチカウンセラー)ではなく、二次目的(「遊び」で参加したイベント、モノマネで注目された俳優、クセの強い顔で売れた俳優、ボランティアで知り合ったツテ)から売れていくきっかけができたりするもんなんですね。

これ、別に芸能界に限ったことではないですよ。たとえば営業の仕事をしていたとします。営業の成績を上げようと一所懸命顧客に耳を傾け、問題の「解決策」を見つけ、提案しようとしてもうまくいかないのはそこに「きつさ」やある種の「がんばりによるムリ」があるからなんですね。

要は「遊び」がないんです。

勉強にしてもそう。点数を上げなきゃ! とやっきになって英語や数学を勉強します。けれども覚えた先に片っ端から忘れてしまうのはそこに「楽しみ」がないから。楽しみがないから頭に定着せず、点数が上がらないんです。

出逢いや復縁、再婚、婚活においてもそうですね。誰かと出逢いたい、彼と復縁したいと思って一所懸命相手に合わせたり、必死になって探してもそこに「余裕」がない。余裕がなく遊びがないと「魅力」がない。その人の良さがスポイルされて(失われて)、魅力が発揮しないんです。

こっちのけんとくんは最初自分に対して「死ぬな」の曲を作った。するとそれを聴いた人が「死ぬのを思い留まった」。それを聴いて自分のために作った曲が人を救うことがある=兄の菅田将暉みたいじゃなくても、こんな自分でも人を救えるんだと思えた。そこからなんですね。彼がイキイキとしはじめたのは。

自分を取り戻すのに10年以上かかった私

私の場合、彼と違って「私は誰、ここはどこ」状態で10年以上かかりました。彼と同じように躁状態でハイテンションになるかと思えば、うつ状態でどこまでも落ち込む。そのくり返しで生きてきました。

どうして自分がそうなるのかわからず、ありとあらゆる教え(宗教、自己啓発、道徳、説得術、コミュニケーション法、成功法則、スピリチュアル、占い、運勢、健康法、健康食品etc)に触れてきました。

しかし一向に人生は良くならず。人から誘われて参加したセミナーで、はじめて自分を出し「人が怖いんです」と言ってはじめて少しずつ自分を取り戻し、さらに10年が経ち、きびしい上司に毎日叱責されつぶれそうになって書いた小説「エレナ婦人の教え」で救われていったんです。

あなたがもし息苦しく、本来の自分でいられないと感じたなら、少し私の言わんとすることに耳を傾けてみてください。そうすれば少しずつ自分を取り戻し、自分の居場所(一番輝ける場所)を見つけていけますよ。

こっちのけんとくんの変わりよう4段階

1 型にハメようとしたら息苦しくなった
2 息ができる場所へ移動したらそこが自分の居場所になった
3 けれどあまり華やか過ぎるとムリが出るため仕事をセーブ
4 自分を打ち出していくうちにだんだんと自分の良さが出て行った

マイナスな自分を出せば出すほど成功するひろ健作オリジナルの教え


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集