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羽生くんはなぜ別れを決断したのか?

恋愛&結婚、夫婦関係カウンセラー ひろ健作です。
先日、羽生結弦選手が離婚を発表しました。
結婚してわずか105日の結婚生活だったそうです。

しかも。
誹謗中傷やストーカー的な行為を受け、
・彼女が一歩も家を出られなくなった
・彼女と自分を守れなくなったから

というのが理由です。

離婚発表を受けて、世論はふたつの反応に分かれました。

A 好きなのにメディアや誹謗中傷を受けたことだけで離婚なんてあり得ない。なぜ守ってやれなかったのか。ほかに対策はいくらでもあったはず。

B メディアや興味本位で追いかけまわす人たちは、ストーカーや誹謗中傷をやめるべき。
  いったい何人の人を追い込めば気が済むのか。

たしかに、突然結婚を発表したかと思ったら、
いきなり離婚なんておかしいですよね。

しかもそれがぜんぶメディアとストーカーのせい
にするというのは――。ちょっとムリがある。

一方で彼の繊細な性格を知っていれば、
そこまで自分を追い込んでしまうのも
ムリはない。そんな気もします。

あなたはどう思いますか。

私は3つのポイントがあると見ています。

羽生くんが離婚を決断した理由、私の見解

1 恋愛~結婚、結婚生活へのスケートの練習をしていない。
2 SNSへの免疫がない
3 選ぶ相手と対応方法を考える必要がある

1 恋愛~結婚、結婚生活へのスケートの練習をしていない。

幼い頃から毎日何時間も練習し、試合に出ていれば、どんな状況でも克服していくメンタルとフィジカルが鍛えられます。

しかしまったく練習せずいきなり本番に入ったら
どうでしょう。こけてケガするのは目に見えていますよね。

昔の、お見合いから即結婚生活に入り、
我慢するのが当たり前だった時代ならまだしも、
いまは好きな人と自由に結婚し、別れていい時代。

自分のことだけでも一杯一杯なのに、
家に閉じこもらなければいけなくなった彼女を
どう守って行けばいいか、悩み苦しんだことは、
彼の性格を考えると、想像に難くありません。

2 SNSへの免疫がない

フィギュアペアのりくりゅうがふたりで毎日を
楽しんでいる様子をインスタに挙げているのに対し、羽生くんはコーチのブライアン・オーサーから止められていました。

ちょっとでも目に入ると、彼のスケートに影響を
及ぼすからです。

りくりゅうだと楽しそうな雰囲気が伝わり、
共感・賞賛コメントが増えます。

一方羽生くんは絶対王者でなければ気が済まず、
希望と絶望が交互に出て来て時折「死にたい」と
言うほどギリギリの状況が出て来ます。

したがってほんのちょっとでも揶揄するような
コメントがあれば演技に影響を及ぼすことは
火を観るより明らかです。

それが結婚を機に、羽生ファミリーでスクラムを
組んでいたのが、公にさらされるようになった。

結婚発表もいきなりだったから、
お相手は誰だろうという詮索が当然芽生えます。

隠すから観たくなる。

この心理をわかってれば、
もっと打ち出し方はあったはずです。


3 選ぶ相手と対応方法を考える必要がある

羽生くんにはお姉さんがいます。お父さん、お母さん、お姉さんと仲良しでかつ喘息持ちの羽生くん。

8歳年上の姉さん女房となる奥さんとしては
支えるのには荷が重かったのかもしれません。

華やかな経歴を持っていたにも関わらず、
辞めて一般人になるというのは、
それ以上のものがないといけません。

その点何もかも制限されてしまうと、
自分が生きていないような気になるのでは
ないでしょうか。

思い出すのが貴花田・宮沢りえさんの婚約解消です。

ふたりとも超有名人で宮沢りえさんは
これからという超優良・有望株。

それが結婚ともなると女将さん業として
入らなければなりません。

ふたりを取り巻く利害関係、住む世界が違い過ぎ、貴花田は「気持ちが冷めた」というウソを言って罪をぜんぶかぶったのです。

これが元から一般人で、
華やかな生活を経験したことのない人なら
そのままマネージャー役みたいなポジションも
取れます。

そこからすると、結婚した彼女は、
フィギュアの演者と奏者という関係で
波長が合ったものの、
それ以外のところでは合わせることが
むずかしかったのでしょう。

まとめ
恋愛もさることながら、結婚は一大行事。
ずっと一緒に生活していくわけですから、
相手を選ぶときは、当人同士だけでなく、
相手のご両親、育った環境、
仕事・置かれている状況など
さまざまなことも含め、考える必要があります。

ふたりはまだ若いですから
これからより幸せな人生を歩んでいって
もらいたいと思います。

羽生くんはなぜ別れなければいけなかったのか? 私の見解【第1部】

羽生くんはなぜ別れなければいけなかったのか? 私の見解【第2部】

#私のストレス解消法 #習慣にしていること

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