チャーリー多幸寿 本店
Aさんとの沖縄観光2日目。
日帰りで行ける離島も調べていたけれど。前日の疲れも残っていたし、午前中はゆっくりして、午後から動き出す。
シアタードーナツで上映している映画「教育と愛国」を観に行こう。上映開始時間から逆算して、おひるごはんを食べに、コザへ向かう。
胡屋バス停で下車。
(1)コザゲート通り
コザゲート通りへ向かう。引っ越してきたばかりの頃、ひとりでゲート通りを散歩して、テーラーや、英語の看板が掲げられたお店、タトゥー屋さんなどが並ぶ道を、どきどきしながら歩いた。そんな記憶が懐かしい。嘉手納基地に続くゲート通りは、軍服を着た人たちも歩いている。ここは沖縄ではなくて、海外に来たかのように一瞬錯覚してしまう。
そんな気分を味わってもらいたくて、
コザゲート通りを一緒に散歩する。
壁にペイントされている文字や、英語とカタカナが併記されていたり、だんだんと年数を重ねて消えていく文字も、とても味があって、私はこの雰囲気が大好きだ。
(2)沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート
「沖縄市戦後文化資料展示館 ヒストリート」に立ち寄る。
館内をぐるりと見学すると、スタッフの方が、声をかけてくれた。そして、希望したら、資料の説明も行ってくれた。ありがたい。
降伏文書調印式のこと、降伏文書のこと、
その後の基地建設のこと。
他にも、コザ暴動やAサインバー、VXガスなどの毒ガス輸送、ニューコザのことなど、まだまだ聞きたいことは沢山あったけれど、お腹も空いてきたし、映画の時間もあったので、お礼を伝えて、ヒストリートを後にする。
コザゲート通りから、パークアベニューへ移動し、「チャーリー多幸寿」を目指す。
(3)パッチショップ タイガーエンブ
途中、刺繍専門店「パッチショップ タイガーエンブ」に立ち寄る。
さまざまなデザインのワッペンが並び、お店の奥では、ミシンで縫い付ける音が鳴り続けている。
店内で待っているお客さんは、外国のひとばかり。ゲート通りに続き、異国感。冷やかし客の私たちは、すごいねーとたくさんのワッペンを眺めて、店を後にした。
(4)チャーリー多幸寿
やっとこさ「チャーリー多幸寿」へ到着。
おひるごはんのピーク時間は過ぎているから、ゆっくりできるかなと思いきや、まさかの行列ができていた。
え、こんなに混んでるの?!
平日なのに、店内は満席で、外にもテイクアウトを待つ人達がいる。
えー、知らなかった。観光地なんだなー。
レジの列に並ぶ。待っている間に、店内に飾られているサインの中に、ねむきゅん(夢眠ねむ)のサインを見つけて、ちいさく喜ぶ。店内の席が空いたけど、お店の方に聞いたら、外で席を待っている人がいるらしく、座れなかった。店内で食べることは諦め、テイクアウトすることにする。
私は、タコス3個を選択。
具は、ツナ、チキン、ビーフ。
トマトは苦手なので、抜いてもらう。
他にも、タコス2個とポテトのセットや、タコライス、インチラーダなど、タコス以外のメニューもある。メニューがたくさんあると、迷ってしまって、結局いつものメニューしがちな私は、結局、いつものタコス3個セットにする。
注文を終えて、外で待つ。外の席が空いていたので、座って待つ。パークアベニューのアーケードの屋根では遮れない角度の日光が当たる。
暑い。
4月の沖縄は、寒い日もあるけれど、晴れると暑い。半袖でも平気です。そのまま、そこでおひるごはん。
テイクアウトBOXの蓋には、どのタコスに何の具が入っているか、印が付けてある。親切。
私のは左から、Beef、chicken、Tuna。
なんで、チキンだけ、
頭文字が小文字なんだろう(謎)。
(トマト抜きだから、映えないけれど、)いただきます!
チャーリー多幸寿のタコスは、ソフトシェル。柔らかい。口を開けて、頬張る。たくさん乗せられたレタスと具がこぼれ落ちるけど、気にしない。それが、私がタコスを食べるときのルール。綺麗に食べる自信は、最初から持ち合わせていない。
サルサソースをかけずに食べていたら、
A「かけないの?」
私「かけるのが、めんどくさい。」
会話終了。
3種類、どの具も美味しいけれど、私はチキンが一番好きだな。ごちそうさまでした!
映画の時間まで、まだ少し時間がある。
だけど、このまま外で待つのは暑い。
そうだ。「珈琲の館」に行こう。
(5)インド屋
珈琲の館に行く途中、パークアベニューの「インド屋」に寄る。いろんな雑貨や、インドカレー、スパイスなどが販売されている。
A「あ、これ安い。」
私「そうなんですか?」
Aさんは日常の買い物を済ませる。暮らすように旅行するのもなかなかいいよね。
(6)珈琲の館
私は「珈琲の館」が好きだ。昭和の喫茶店の雰囲気はもちろん、店主のおじさんもゆるくて、食べ物の持ち込みも可能。店内は喫煙可だから、煙草くさい。だけど、それさえも喫茶店の雰囲気を作り上げている。落ち着く空間です。
水出しアイスコーヒーをいただく。オムレツのサンドイッチも好きだけど、タコスを食べたばかりなので、今回はやめておく。
映画の上映時間が近づき、お会計をしようとしたら、店主がいない。前もあったよ、この状況。たぶん、外出しているはず。
新たに入店してきたお客さん達も、店主を探して、お店の奥に声をかけているけど、たぶんいないと思う。
店内に残っているお客さんも「いないと思う」と発言。私もその意見に、同意する。
私「料金をレジに置いておくので、戻ってきたら、店主に伝えて下さい。」
お店の人でもなんでもない、
たまたま居合わせたお客さんに頼む。
そして、それを承諾するお客さん。
なんだこれ笑
私は、こんなやりとりができるコザが、好きです。
私達がお店を出ると、遠くから戻ってくる店主を発見。手には、パン。買い出しに行っていたみたい。私達に気づくと、小走りで戻ってくる。
店主「あ、ごめんごめん〜笑」
私「レジにお金置いてありますー」
店主「は〜い!」
また、「珈琲の館」行きます笑
(7)シアタードーナツ
シアタードーナツへ行き、映画「教育と愛国」を鑑賞する。感想は、こちら。
(8)サンエー
映画鑑賞後は、サンエーでお土産を物色する。
ちなみに、サンエーは、沖縄のスーパーです。
サンエーで、沖縄っぽいお惣菜を買って、夕食にしようかと思ったけれど、にんじんしりしりくらいしかなくて、お土産のお菓子だけ購入する。
(9)レストラン「ファミリー」
ぜんぜん沖縄のごはんじゃないけれど、レストラン「ファミリー」で夕ご飯。美味しく頂きました!
(10)しまねこクレープ
夕ごはんの後、デザートを買いに行く。
しまねこクレープは、就業継続支援B型事業所で作られているクレープ。ここでは、自動販売機で24時間、いつでも購入できる。
たくさんの味があって、嬉しい悲鳴。迷いつつ、クリームチーズ(1個)とモカクリーム(1個)が入った商品を購入。
ガコン…!
カチコチに凍った状態で、出てくる。
カチコチクレープは、電子レンジで温めて、すぐに食べることもできるけれど、冷蔵庫で解凍することにした。何度も解凍状況を確認する。
3時間が経ち、本日最後の確認。
カチコチ。
本日食べることは諦めた24時でした(就寝)。
次の日の朝。
クレープを確認する。
ふにゃり。
わーい!やったー!クレープ解凍されてるー!
鼻歌混じりに喜んでいると、Aさんに「ふっ」と鼻で笑われたような気がするけれど、きっと気のせいだろう。
朝ごはんとして、クレープをいただきました。
おいしかった!他の味も食べたいな。
(11)うるマルシェ
沖縄観光3日目は、うるマルシェへ。お土産品や、もやしの販売方法などを見たあとは、那覇空港へ向かう。
(12)A&W
那覇空港のA&W(エンダー)でおひるごはん。空港のメニューは限られていて、エンダーのすべての商品は取り扱っていないけれど、ルートビアが飲める。
私は、ルートビアは苦手なので、エンダーでは、オレンジジュースを飲む。甘くて人工物感満載(褒めてる)のエンダーのオレンジジュース、おすすめです。
Aさんとの沖縄観光、完了!
忙しいなか、沖縄まで遊びに来てくれて嬉しかったです。ありがとうございました!
おわり