今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『すべてを味方 すべてが味方』(知的生き方文庫)です。その中から『日常でできる「悟り」訓練法』です。
本書の中に「感情のコントロールができる人」という心に響く文章がありました。
◆「感情のコントロール」が必要なことは、なにも会社の社長でなくても、親や、学校の先生など、リーダーや権威者などにみな言えること。 心理学(交流分析)で言うなら、自分の感情をコントロールできる人のことを、「大人」という。
感情をコントロールできない人のことを、「子ども」という。 もし、たった一つだけ「怒ってもいい(大声をだして注意する)」という場合があるとすれば、それは誰かが「命の危険」にさらされたとき。 「子どもが急に道路に飛び出そうとしたとき」などに大声で、「危ない!」「やめなさい!」などと言う場合だけ。
昨今は公の場においても、「感情のコントロール」ができない人が多くいる。 この世には、怒らせたり、イライラさせる人がいるわけではなく、「怒ったり」、「イライラする」自分がいるだけ。 なぜなら、同じ状況でも、怒らない人もいれば、イライラしない人もいるからだ。
感情のコントロールができる人格者を目ざしたい。
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