今日のおすすめの一冊は、出口治明氏の『「捨てる」思考法』(毎日新聞出版)です。その中から「分別を捨てた人が社会を変える」という題でブログを書きました。
本書の中に「トレードオフの極意」という心に響く文章がありました。
トレードオフとは、一方を選択すれば、別な片方を失う(犠牲にする)という交換のことをいう。2つの相反する事柄は両立できないという、二律背反の関係の選択だ。
イノベーションを起こすには、何かを捨てなければならない。それは「固定観念」であり「思い込み」や「執着」だ。ダイバーシティという多様性の時代には、自分の過去の様々な思い込みや、古い価値観を捨てることが必要だ。
執着を捨てることによって「セレンディピティ」が起こる確率は高まる。そのために必要なのが、出口氏のいう「旅・人・本」。新しい場所に出かけ、新しい人に出会い、新しい本を読む。
自分の人生をもっと面白くするため、トレードオフの極意を身につけたい。
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