Hiroshi Nakagawa

ドラマーです http://blog.goo.ne.jp/hiro9231/ ドラムス…

Hiroshi Nakagawa

ドラマーです http://blog.goo.ne.jp/hiro9231/ ドラムスクールも運営しています http://dimdrumschool.com/ アサプラドラムヘッド サムスンシンバルエンドーサー 日々思うことを呟いています

最近の記事

楽器が上達し難い人の思考

さぁ、なかなか際どいタイトルが出てきました!w 僕が長年レッスンをしてきて、千人以上の生徒を見てきた経験から私見を述べたいと思います 習い事としてのドラム 15年くらい前から、習い事としてのドラムというのがブームになりました  太鼓の達人というゲームが誕生したのが2001年で、これをやりだしたのがきっかけでドラムを習いたいという人が増えました それによって、今までは習い事といえばピアノやエレクトーン、バイオリン等が主流でしたが、ドラムが定着しました なぜ定着したか

    • 音楽を仕事に出来る人の思考

      なぜこんなタイトルをつけたかというと、幸運にも音楽で長い事仕事させてもらった経験から色々な人に出会いました  こんなに凄いのに何かパッとしない そんなに演奏が上手いわけじゃないんだけど凄くカッコいいetc…  色々な人がいるなかで、「だからお仕事になるんだよね」と納得出来る理由に一貫性があることに気づきました 今回はそれをテーマに私見を述べようと思います 仕事とは何か いきなりこんなことを聞かれてすぐに答えられる人はそんなに多くはないのではないでしょうかw 仕事とは

      • タイム感が一番大事

        リズムにはテンポ感、リズム感 そしてタイム感があります 個人的にはタイム感が一番大事かと思っています それはなぜか 今回はタイム感についてお話ししようと思います タイム感とは タイム感とは、僕が改めて説明する必要ないほどネットで検索すれば沢山出てきます その中で個人的に一番近いと思える考えのものをご紹介します 音と音との間隔を把握し、維持する能力のことをタイム感と言います。 《リズムキープ》の要になる力です。 「グルーブの良い演奏をする人」というのは《ブレないタイ

        • 「導く」ということについて

          「導く」という言葉 とても素敵だなと思います 最近特に使う事が多いこの言葉について自分なりの考えを述べようと思います 導くってなに? 1 道案内をする 案内して目的の所に連れていく 「車を迂回路に—・く」「客を席に—・く」 2 正しい方向に手引きをする 指導する 「生徒を—・く」「神に—・かれる」 3物事がそうなるように働きかける 事柄をある方向へ動かす 「状況を有利に—・く」 4 答えや結論を引き出す 「結論を—・く」「解決方法を—・く」 5 男女の間を仲介する

        楽器が上達し難い人の思考

          寄り添える演奏とは

          アンサンブル(合奏)において一番重要である「寄り添う」という事について私見を述べてみたいと思います 世の中自分と同じ人は一人もいない これは音楽に限らずですが、人は一人では生きていけません だから集団の中で生きていく訳ですが、人間は一人一人顔かたち、背格好から誰一人として同じ人がいないように自分と全く同じ考えを持つ人はいないわけです その中でどうやって共存していくか、それはお互いを尊重し認め合うということです それが難しいが故に人種差別や戦争が今だ無くならない訳ですが。

          寄り添える演奏とは

          演奏能力のレベル別ガイド(私的見解かなりあり)

          何だよこれ!って思う人も多いと思いますがw 音楽やドラムの分野においてスポーツのようなハッキリとした線引きがないので、私的見解多めですが持論を述べようと思います 初級 中級 上級の線引き 自分がどの位置にいるのか 学校ならテストの点数と偏差値で決まります 最初の分岐点は高校受験 ここでハッキリ区分けされ、使われる教科書も学校によって変わります 僕の運営するD.I.M.ドラムスクールでは「検定」という名目で9段階ありまして、 5級 準4級 4級 が初級 準3級 3級 準

          演奏能力のレベル別ガイド(私的見解かなりあり)

          中途半端な自分から脱出するには

          今回も大愚和尚の動画からの引用ですが、非常に共感したので投稿しようと思います 元々飽き性だった自分 小さい頃から飽き性でした 何か面白そうなものがあるとすぐに手を出してやってみる性格です  これまでも色々なものをやってみました 5年くらい前まではロードバイクにハマってましたし、ダイビングもやりますし、筋トレやジョギングもやっていますが以前ほどではありません ゲームも好きですし(FPS専門)、ドラムセットを作ってみたり等色々手を付けてハマっては飽きるという自分が今でも続

          中途半端な自分から脱出するには

          教育を受けるということはどういうことか

          僕の音楽教育は22歳でヤマハの教室に行き始めたのが最初だと以前書きましたが、その後L.A.にあるM.I.(Musicians Institute)という音楽学校へ入学しました  ネットも携帯も無い時代、書類の郵送(Air Mail)で手続きが半年もかかりました 今では考えられないくらい不便でした 教育を受けて自分にどのように影響したかをお話しようと思います M.I.に行こうと思ったきっかけ それはズバリ、沼澤尚さんが教えていたからです(笑) ドラムマガジンでアメリカ

          教育を受けるということはどういうことか

          どんな資格よりも役に立つスキルとは

          大愚和尚様の動画はホントに参考になりますね!この動画では3つのスキルを挙げています 1.教わる力 2.伝える力 3.行動する力 1.教わる力 僕は今でこそ教えている立場ですが、当然教わる、習っている時期がありました  正式に定期的に習い始めたのは音楽学校へ行くための準備期間の時でした それまでに単発のセミナーはちょくちょく行ってたんですけど ドラマーでやっていきたいと思ったのが22歳の時だったので、音楽学校はその一年半後でした 学費の問題もありましたし、ずっと独学だ

          どんな資格よりも役に立つスキルとは

          承認欲求を満たす方法

          承認欲求。。 いますよねー! 特にSNSなんて承認欲求の人達の集まりみたいなところですからw もちろん僕にも承認欲求はあります 僕も大人ですから露骨に要求するようなことはしません そこで大愚和尚の動画で単純明快に解決する方法を見つけました 一番簡単な方法 結論から言うと「他人を認める」ということです しっかりと人を認めることが出来れば自分も人からも認められる ということなんです そのとおりだと思います! ・・・だとここで終わってしまうので更に僕の考えを一つ足してみ

          承認欲求を満たす方法

          オリジナリティを出すには

          楽器やヴォーカルで革新的なプレイで一世風靡をする人がどの時代にも現れます するとその人のプレイを真似てそっくり演奏する人が表れます リトル〇〇みたいな感じです そんなにそっくり演奏したら自分というものが無くなって死活問題になるのではないか、と懸念する人もいるかもしれません でもそんなことにはなりません、というお話をしようと思います 絶対に同じにはならない レッスンでドラムなら最初に8ビートのパターンを覚えることになります(昔は違ったと思います) そこで8ビートの初

          オリジナリティを出すには

          マーケティングを理解しよう

          何かの企業セミナーのようなタイトルですが・・w 音楽に的を絞った内容でお話したいと思います ジャンルの細分化 ネットやSNSでの情報を得られる世の中になったので、テレビ番組のみでの情報を収集する時代は終わり、自分で情報を探せる時代になりました 説明するまでもないですが、youtubeの再生回数でデビュー出来る時代ですし、独自の音楽チャンネルを開設し、ファンは月額料金を支払うことで特別なコンテンツやイベントにアクセスできる特典を提供して収益を上げることも出来るようになりま

          マーケティングを理解しよう

          パターンという名の落とし穴と小規模ライブの魅力

          僕は10数年前からブルースを演奏したくなり、ブルースセッションに通い始めました そして間もなくして船橋にあったお店のブルースセッションでそこのホスト(セッションの仕切り役プレイヤー)の代役をやらせてもらい、現在では2カ所のお店でブルースセッションのホストプレイヤーをさせていただいています 元々通っていた音楽学校ではジャズを教わっていたんですが、ブルースのサウンドの方が肌に合うというか、フォーマットもリズムも好きになっていきました ルーツミュージックとは ジャズとブルー

          パターンという名の落とし穴と小規模ライブの魅力

          文化の違いを批判、否定してはいけない

          あらすじ この内容はあるミュージシャンからの相談で、アメリカの音大に留学したベーシストが在学中に日本人との関係を殆ど断ち、アメリカで活動するもビザが切れ日本に帰ってきた時に人脈が無く苦労したお話でした アメリカでは実力主義が強く演奏が素晴らしければ仕事が来るが、日本では横の繋がりが仕事を作るという文化の違い これ、僕も渡米して1年ちょっと勉強して帰国してきた時に「勘違い」していたことでした たった1年でもアメリカでの非日常を味わうと日本でのギャップに面喰いました そ

          文化の違いを批判、否定してはいけない

          プロの定義とは

          あらすじ 僕は27歳から幸いにも音楽でお金を頂く事ができ、それで生活出来てあと数年で30年になります  だから何?って話ですが、プロって一体何? 何をもってプロフェッショナルかというお話を僕なりの解釈でお話をしたいと思います プロとは プロ=プロフェッショナル その道の専門家って事ですが 音楽、絵、写真の世界ではその定義が曖昧です スポーツの世界では結果が数字として出るので、年俸もだいぶ変わります スポーツでは数字が全てなので凄くわかりやすいです  アイツに

          プロの定義とは

          せっかく日本に生まれたのだから

          せっかく日本という世界でも恵まれた国に生まれたのだから、もっと利用しないともったいないです 職業、結婚選択の自由 明治維新前の日本は完全に身分が分かれ、仕事の選択も結婚の選択も自由がありませんでしたが今はどちらも自由です 宗教の自由  どの宗教を信仰しようが、信仰しまいが自由です 強制的に信仰しないといけない国が世界にはまだまだあります ビザ無しで海外に行ける国の多さ これも世界トップクラスです ビザ無しで行けるのはその国の信用度です 海外に行くと日本がいかに世界

          せっかく日本に生まれたのだから