フォームに100点満点の正解はない
こんばんは!!ヒロムです!
今日は少し技術面の話になります。
あなたは走るとき、
フォームを気にしたことはありますか?
きっとあると思います。
時にはトップ選手のフォームを真似したり、
自分で研究&開発してみたり…
それも走ることの楽しみの1つですよね。
さて、そんなフォームについてですが
理想のフォームは確かに存在します。
あなたの頭の中にも
理想のフォームがあって、
それをイメージしながら
技術練習やフォーム修正をしているのでは?
でもそのイメージ、
「変」になっていませんか??
変な間違ったフォームをイメージして
ずっと走っていても
100%速くなりません。
だから、まずは
正しい知識をつけましょう。
多田選手や山縣選手、桐生選手の走り方など
確かにかっこいいですし、
“僕も真似したい!”(願望)
と思いますよ
でも、僕たちは
多田選手でもなければ、
山縣選手でもありません。
桐生選手とも違いますよね。
なのに似せてしまうのは
あまり好ましくないでしょう。
彼らは自分に合ったフォームを突き詰めた結果、
今の走りになっているのだと思います。
オリジナルに模倣品は勝てません。
だから、ある程度までは真似でいいものの
途中からは、オリジナルの
あなただけに合ったフォームを開発していくことが
さらに上のステージに到達する上で重要になります。
⬆️ぜひ忘れないようにしておきましょう!!⬆️
オリジナルを見つける旅
さて、僕は
どんな選手の走りにも
『強みとなる特徴』
が必ずあると思っています。
そして、その強みを発見していくことが
フォームを分析していくコーチの役割だと思います。
その選手の元々持っている長所を伸ばしつつ、
短所を補っていく必要があります。
僕はこれまで約2年間のコーチング歴で
多くの選手の走りを見て、
自分の経験や知識を踏まえたアドバイスをし、
多くの自己ベスト更新に携わってきました。
そのアドバイスをしていく中で、
フォームを分析していくポイントや
指摘するポイントがある程度一致しました。
そこで僕は“とある仮説”に辿り着きました。
ほとんどの選手に当てはまる
フォームの分析ポイントは
限られていて、そこを伸ばすもしくは改善することで
100%足が速くなるのでは!?
というものです。
まぁ簡単にいうと、
フォームを分析するときに
これらのポイントだけに注目をすれば
大体のフォーム改善は可能だということです。
早速僕が、自身の14年間の陸上歴と
他選手に対する2年間のコーチングとを
ミックスさせてできた、
フォーム分析のポイントをお伝えします。
フォーム分析ポイント
・足の軌道が
最短距離で前に持ってこれているか
流れて過ぎていないか
◎接地前後の下半身3関節
(股関節、膝関節、足首)の形が
大きく変化していないか→バネを使った走りに繋がる
・腕振り時の肩の位置、肘の通過位置、大きさ
◎上半身と下半身の連動(振り出すタイミング)
・走りの型(ピッチ寄り?ストライド寄り?)
◎接地の音(スパイクの針の音、鈍いブレーキ音)
・目線(前傾中・上体を起こしてから)
◎前傾姿勢の維持
・背中がまっすぐか、猫背になっていないか
・接地のポイント(一直線上か二直線上か)
・スイング時のつま先の角度
◎スタートからの加速はスムーズか
◎末端の走りか、中心部分の走りか
これらを基本的に見ていて、
特に◎には注目をしています。
一つの動画で最低5回は見直しますし、
スローでも見ています。
コーチングをしてきた約2年間で
トータル1500人くらいの動画は
分析したと思います。
でもまだまだだと思うので、
正しい専門知識をもっとつけて、
経験を積んでいきたいと思います!!
あなたもまだ受けたことがなければ
無料でもアドバイスをしているので
ぜひ受けてみてください!!
普段から自分の動画や
他選手の動画を見て、
分析をしているような選手には
きっと「+」になるはずです!!
では今日のブログは
ここで終わります!!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!!