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クセを直すのに倍の時間がかかる?
例えば、
やめたいと思っているのに、
つい○○をしてしまう、
つい○○に行ってしまう、
という様な「行動癖(グセ)」
○○をされたら、
○○を言われたら、
つい瞬間的にカッとした感情がわいてきて怒ってしまう、
落ち込んでしまう、
よし!○○をやってみよう、と一緒ワクワクしたけど、
直ぐに、出来そうも無い、という不安感や恐怖心が出てきて動けなくなってしまう、
などの思い癖(グセ)
など、癖にも色々種類がありますね。
行動パターンの癖は、習慣、というものにもなるでしょう。
よく、習慣を変えるのは大変だ、と感じたり聞いたりする事はあると思います。
どんな癖や習慣でも、自分にとって望ましい新しいものに変化させる場合、
自然に任せる天然方式だと、そのクセをやってきた年数の倍の年数、または、それ以上かかると言われています。
ひえ〜!!それは大変!
もし、70歳くらいになった時、
自分の人生、色々あったけど、
この癖を直せたらいいな〜、
なんて思った場合、
140歳になる、って事??
あー、今世では諦めた方が良い、ってことね、
ガックリ、、
でも、人間の素晴らしいところは、
これを早く解決して幸せになりたい、
と言う欲求があるために、
様々な改善方法が生み出されてきました。
それを知った人が、その事で困っている人に教える、
そんな、先人の素晴らしい知能の恩恵に与るのは
人類が進化しながら幸せに生きていく上で自然な事でしょう
なので、早く自分の行動グセ、思いグセを直したい場合、専門家に聞くのが一番早いですよね。
今は、インターネットという膨大な情報量がお金をかけずに受けとれる素晴らしい時代なので、
個人でもその方法を知る事は出来ますが、
膨大な情報量が返って仇となってしまい、
選択が出来ずに混乱をしてしまったり、
自分には合わない方法の情報を選択してしまう、
という事もありますね。
なので、やはり専門の人に聞く、は、
早道なのでしょう
私は、ピアノやエレクトーンという鍵盤楽器を教えていますが、
出来立てホヤホヤの癖や、
長年身についてしまっている癖、
様々なタイプの弾き癖を直すレッスンは
結構多いです。
例えば、
非常によくある例なのですが、
ある一音が必ず別の音を弾いてしまい、
あ、間違えた、
と、直ぐに正解の音を弾き直す、
という場合。
何度も練習しているのに、いつまで経っても弾ける様にならない、
と悩まれてくる方は大変多いです。
せっかく沢山練習しているのに、
いくら弾いていても弾けない、なんて、
自分が情けなくも思えてきて、大人でも涙出てきますよね
冷静に考えてみると、
———————
①ソの音を弾く
↓
②レの音を弾く(この音は間違えている音)
↓
(あ、間違えた!正解は「ミ」だった!
↓
③ミを弾く(正解の音)
———————
このパターン練習は、繰り返せば繰り返す程にどんどん直らなくなっていく、
という事に気付くと思います。
このままでは、①②の連続パターンをどんどん繰り返してしまうので、
頭の中では正解の「ミ」を弾きたいと思っていても、
指は勝手に間違えの「レ」に行ってしまうのです。
なので、
——————————
①ソの音を弾く
↓
(立ち止まる。正解の「ミ」を弾くぞ!と決める)
↓
②ミを弾く(正解の音)
———————
こちらで修正していかないとなりません。
最初は、癖が付きすぎてしまっている時は、
凄く弾きにくくてしんどく感じるのですが、
この「正解パターン」を連続して10回も出来れば(この連続、という事がポイントなのですが)
100回弾いても弾けなかったのが、10回で弾けるようにになったりするのです。
よく、子供は上達が早い、と言われますが、
物事に対する受け取り方の違いかな、と思います。
例えば、先程の癖直しレッスンをした場合、
子供たちには、理屈を話すより、
ゲームみたいに、
①出来たらキラキラお弾き一つ!
②3つ集まればクリアーね!
③でも、間違えたら一つ戻っちゃうよ〜♪
みたいなルールをして始めると、
今のところ、100%の確率で子供達はこのゲームに夢中になり、あっという間に出来る様になります。
間違えても、
ざんねーーん!!
と、楽しそうに笑い、
どうする?3回クリアーを2回クリアーにしようか?
なんて、少々ハードルを下げた声がけをすると、
5回にする!
なんて、意気揚々と、いきなり自分でハードルを上げ始めたりするからかわいい♪
同じ事を大人の方にすると、
間違えない様に、、の部分で、
精神的にプレッシャーになってしんどくなってしまう人も中にはいらっしゃいます。
もちろん、この方法が合っていて楽しそうに燃える人もおりますが!(^_^)!
そえです、大人は精神的にもう既に発達しているなで、複雑なのです。
なので、先に伝えた様な理屈を説明し、
落ちついて、理解した上で取り組んだ方が上手に出来ます。
よく、独学で長年ピアノを弾かれていた方、
以前までは習っていたけど今は趣味で弾いていらっしゃる方、
などがレッスンに来られ、、
1回のレッスンだけで長年悩んでいた事が解決出来ると、
目から鱗でした!
今までの長年の悩みは何だったのか、
早く聞きにくれば良かった、
などのご感想をよく聞きます。
この様に、その道の専門家というのは、
その人にとって一番のベストな方法を一緒に考えてくれる事を私は知っているので、
私も、何か、
自分が出来る様になりたい事、
改善したい悩み、
覚えたい事などがあった場合は、
専門家のところにすぐ行きます。
もし、金銭面、時間的、場所的な事で難しい場合は、
本やインターネット等で調べ、
情報量が多いので時間は少しかかってしまいますが、
それでも今出来る範囲で出来る事を知って実践し、
合わなかったら、また次を実戦、
というサイクルのスピードを早める事で、
目的をぶれない様にしています。
私は、の個人事例でしかありませんが、
この癖や習慣を改善したい!
これが出来る様になりたい!
そんな幸せな未来を生きている自分に早く出会いたい!
と、本気に思って、こうなる!と決めた時、
じっとしていられなくなるのです。
これが来た時は、私の中ではGO!なんです。
こういう時は、
目的がはっきりしているので、
エネルギーもあって、
膨大な情報や人の意見などに対して上手に取捨選択が出来る事を知っているからです。
そんな風に自力で頑張りながらも、
必要だなと感じた時は専門家に聞きに行きたいので、
いざとなったら行ける様、
色々準備も整えていったりもしています。
色々と書いてきましたが、
癖や習慣を改善しようとする時、
行動のアプローチか先の方が良いのか、
心理面でのアプローチが先の方が良いのか、
または、同時に始めた方が良いのか、
人によって合うものが違うでしょうから、
本当に、自分に合うアプローチ方を見つけるのは難しいな〜、と思いますよね!
もし、私からも一例を出すならば、
こういう方法はどうでしょう。
——————————-
①さて休憩しよう
↓
②先ず一服、タバコを吸う
↓
(本当はタバコをやめようと思ってるんだよな。
吸いたくなったら代替え方式でストレッチしようかな。やってみよう!)
↓
③ストレッチしてみる
(凄く気持ちいい!これはいいね、出来そうだ!じゃ、明日から早速やってみよう!)
———————-
折角、代替えのストレッチの気持ちよさを実感しているにも関わらず、なかなか①②③のパターンはやめれません。
そんな時は、②③の順序を逆にしてみるのも一つ
——————————-
①さて休憩しよう
↓
(う!ストレッチをしようと思うけれど、とりあえず一服したい!
よし!ストレッチしたら一服しよう!)
②ストレッチをする
↓
③タバコを吸う??
(ん?今日はなんかストレッチしてスッキリしてしまったから吸わなくてもいいかな)
———————-
この方法は、
ダイエットにもよく使われていますが、
人間、満足してしまうといらなくなる、
という性質がありますよね。
休憩に入ったら、先ず一服タバコを吸う、
というパターン自体を崩し、
順番を変える事で、吸いたければ吸っても良い、
ただ順番は逆にしてみよう、
とする。
もちろん、
①休憩!→②ストレッチの流れが最初は違和感があると思いますが、
③タバコのご褒美が待っている、と思えばちょっと頑張れたりします。
しかし、
①休憩→②タバコの時よりかは、
明らかにタバコの本数は減るケースが多いです。
長年吸っていたのに、たった1回でやめれた人もいたりします。
そう、
②ストレッチで満足してしまった場合、
今日はタバコを吸わなくてもいいや、
という自分選択での新しいパターンが生まれるからですね。
よく、代替えを甘いものにする場合もありますが、
身体に良くないものでの代替えは
また更なる悩みが生まれそうなので(^_^;)、
代替えは、やればやる程自分にとってプラスになる事がいいでしょうね!
習慣や癖って、
今の自分にとって、
スムーズな自然な流れになってしまっているから、
それを崩すわけだから、
違和感は感じるのも自然なのでしょう。
でも、自分にとっての自然の流れは、
良い流れも
悪い流れも
作れる!
という事ですよね。
どうせだったら、
自分にとっての一番気持ちの良い流れを
作っていきたいですよね!