「非利き手」に切り替え、自動思考を止める。
最近、意識していることがあります。毎朝掃除機をかける時、できるだけ左手を使うこと。
何も考えずにできる動きをしていると、特有の自分責め、あの時はダメだったなあとか、ここは直さなきゃなあなどのつぶやきが始まるからです。
(私はふだん右利きです。左手は非利き手。)
ハッと気づいて、掃除機を、右手から左手に移すと、止まります。左手だと、その行為に集中せざるを得ない環境になるから。そうすると、思考のスイッチが変わって、掃除に集中できるし、思考もいつもの回路を通らずにすむことに気がつきました。
調べてみると、非利き手を使うことで、怒りを鎮める効果もあるそうです。こんな記事を見つけました。
歯磨きも、左手できたらなと目論んでいます。やってみたことあるんだけど、磨き残しが気になってしまうので、結構難しい。そのうちね。
それから、「利き手」というワードで、思い出したこと。
ストレングスファインダーという、強み発見ツールを知る中で教えてもらったエピソードです。
上位の資質は、いわば利き手でできること。つまり、何も意識的にならなくてもできること。
下位の資質は、意識して行動してもなかなかうまくいかないこと。
じゃあ、中位の資質は?そう、利き手ではない方で、意識して努めればできること、なんだそうです。これこそ意識化して行動することで、高められる資質であり伸ばすべきポイント。つまり、あなたの伸びしろ。
病気に気付いてから、日常的に色々な工夫が必要になるけれど、ある意味で手持ちのアイテムを増やす能力が磨かれると思うと、ちょっと得した気分になります。ある意味特権です。つまり、これも私の伸びしろです。
うまいこと波乗りできるよう、非利き手を使って、楽しいことを増やしたいなと思います。