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本を読むということ~読書を財産に~

明けましておめでとうございます。

昨年は読むことも書くことも少ない一年だったように思いますが、今年はたくさん本を読みたいと思っています。
とりあえず目指せ100冊。

取り立てて読みたい本があるわけではないので
タイトルがよいものとか表紙が素敵なもの
なんとなく惹かれるいろんなジャンルを
手当たり次第読んでみたいなと思っています。

新年明けて、今のところまだ2冊しか読んでいないけど、なんとなく気づいたこと、本を読むということについて書いてみようと思います。

本を読んで、それを自分のものにするって
「あぁ、なんとなくこういうことなのかな」と
気づいたことがあるので、忘れないうちに書いておきたいからです。
また2冊だけど、笑
きっといろいろ変わっていくけど。


今までのところ、主に小説を読んでいます。
作者が考えた物語。空想の。

本の内容がどうだったとかそういうことを書くつもりはありません。本を読むという行為についてだけ、できれば。


本を読むのは割と好きです。
面白ければいくらでも読めるし、本の世界は映画などと違って登場人物の声や顔も自分で自由に決められるし、景色や色も頭の中で組み立てられる。
そういうところが、映像よりも没頭できる気がして私は好きです。

なんなら、
登場人物の名前も適当に読んじゃってます。

漢字で書いてあるでしょ?名前が。
読み仮名とか、注意深く読まなくて、第一印象で読んだまま最後までずっと。
途中であれ?読み方違ったんだ?って気づいても、もう変えられないんだよね。名前が変わったら私の中のイメージがおかしくなっちゃうから。

そんな感じでパーッと小説の中の世界に没頭して読んでますが、昨日ちょうど二冊目を読み終わった時、唐突に分かっちゃったんです。

『あ、この作者はこの小説で、あの一文をめっちゃ言いたかったんじゃないかな?』と。
(小説の終盤にとても印象に残った一文があったのです)

長い長い興味深い不思議な物語を聞かせたのも、全部この一文をしっかり届けるためだったんだ、と急に納得したんですよね。ああそうか、って。

刺激的な内容でぐいぐい読み進んできたけど、それもこれも全部これを言いたいためだったのか。
できるだけ作者の思いの通りに正しく深く伝えるために、長ーーーい前置きを用意したんだな、と。

そういう目で改めて小説を眺めてみると、言いたいことがより強く伝わるように、ストーリーやら構成やらよーーく練って書いた様子がうかがえ(あれ?なんかめっちゃ上から?)、私としては今までそんなふうに小説を読んだことはなかったので、本当に新しい気づきだったのでした。

極端な話、
そのことを言いたいがために、適当なお話を作りあげたのでは…?
そして話を盛って盛って盛りまくった!
そうやってできたのが小説!
っていうことなんじゃないかと思ったのです。



そんな作者の伝えたい言葉を、私は思惑通りにしっかりと受け取るわけだけど(それが合っているかどうかは別としてw)、「よい話だったー」で終わって本を閉じ、すぐまた次の本を読み始めたのでは、この本が本当に自分のものになったとは言えないんじゃないか?と思いました。

胸の中にストンと落ちてきた大事なものを、確実に自分の血や肉にするためには、小説から受け取ったメッセージをしっかりと自分の中で噛み砕き、粉々にして身体中に染み渡らせることが必要なんじゃないか?と思ったのです。

本を最後まで読むことじゃなく、メッセージを受け取ることじゃなく、受け取ったそれを自分のものにしていくという行為こそが、自分の財産になる部分じゃないかと思いました。

読書を財産に変えていく、、、
でも具体的には?何をすれば??


まあこれが難しいんだけどね。
私もまだわからないけど、じっくり感想文を書いたり何かを残すのはとりあえずできそうなこと。
心に残った言葉や実践してみたいことなんかを、手帳にメモして時々読み返してみたりね。
まだそれくらいしか思いつかないけどさ。


でも一日24時間。
本を読む時間をとるだけで精一杯なのに、じっくり感想を書く時間を作るのは難しいかもしれないね。わかる。
私も冬休み中は良かったけど、また毎日のお弁当作りが始まったら読書の時間さえも取れるかどうか。。

でもここ大事。
しっかり何かを残すこと、
次の本を急いで読むより大事。
たくさん読むより、深く読むこと大事よね。
一回立ち止まる。


まだ二冊目だから時間がかかるかもしれないけど、たくさん読むうちに感想を書くのも慣れてくるかもしれないね。
それに二冊目でこんなに気づきがあったんだから
どんどん進化していく気がする!

また何か気づいたら報告するね!
さぁ次は何読もう*\(^o^)/*

オススメあったら教えてね〜♫


ウスイヒロミ

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