無重力の一日 ~連鎖する私たち~
昨日は、ミスチルのコンサートと自分のライブ(ほんの2曲のフリーステージだけど)と、盛りだくさんな一日で、感情の起伏が大きかったり体のあちこちを酷使したりしたので、多分、だいぶ疲れていたんでしょう。
なかなか起きられなくて、笑
だから、今日は完全にオフ!
こういう、ライブの後の
「今日はなーーーんにもしない!」という日が私は好きです。
自分(たち)の本番の昨日を迎えるまで、頭の中は四六時中、課題曲が流れていたし、寝る前も練習しちゃうもんだから、お布団に入って目を閉じてもリズムを刻んでしまっていました。
練習部屋はベース練習のためのアンプが引っ張り出されて占拠していたし、荷物で持って行くマイクや譜面やケーブルが台の上に並べられ、本番のために何着も着てみた洋服が散らかったまま。
そういう、頭の中のモノもお部屋の物もぜーーんぶ、もう終わったよ、お疲れさま、頑張ったね、と労いながら、あるべき場所に一つ一つ片付け、いつもより丁寧に掃除機をかけて全てをリセットするのです。
何もないまっさらな時間とでもいうのか、終わった昨日のことも先の予定のことも何も考えないこのリセットされた感じが、なんだかとても好きなのです。
やり遂げた清々しさだけが少し残り、先の課題へのプレッシャーもない、無重力のような一日。
こういう日は人生において
なかなか多くはありませんよね。
そんな訳で、今日は窓を全開にして、散らかった部屋をきれいにし、暑くなってきた気候に備え、軽く衣替えをしました。
だけどまぁ、お掃除というのはなかなか時間がかかるもので、普段からこまめにやっていればいいのでしょうが、私はわりと思い立った時に気合いを入れて一気にやりたいタイプなので、結局時間が足りず、やりたい場所の三分の一しかできませんでした。本当は家じゅうをピカピカにしたい気分だったんだけどね。
さて、
昨日のフリーステージで、私は初めて、ベースを弾きながら歌を歌うということに挑戦したんですが、これがまぁ思ったよりも難しかったんです。
歌のリズムとベースを弾くリズムが全く違ったりするので、ちょっとしたパズルを組み合わせるような感じで、歌とベースのリズムの関係を一音一音確認し、体で覚えるという練習をしていました。
ベースだけならいい感じで弾けるのに、とか、歌だけならもっとちゃんと歌えるのに、とか思ったけど、これはこれでとても良い訓練になりました(^^)
それに、
ピアノのさきちゃんと二人でたくさん練習を重ねるうちに、ベースを担当することに対する責任というか、ドラムがいない分、私がしっかりリズムを刻まなくては!という気持ちが目覚め、改めてリズムというものに向き合う良いきっかけになりました。(ちょっと目覚めるのが遅すぎた感はありましたが・・)
一朝一夕に良いリズム感は身につかないだろうけど、歌を歌う時、ピアノを弾く時、ギターを弾く時、音楽を聴く時、、、いつ何時も普段の心がけを忘れず継続していれば、いつかはナイスグルーブを生み出せるはずだと信じています!笑
それともう一つ、
昨日はさきちゃんの人生初ライブで、「初!人前で歌う」&「初!弾き語る」の日だったんです。
ずっと「いつか弾き語りでライブをやってみたいなぁ」って憧れていたさきちゃん。一歩踏み出した世界はどうだったんだろうか。
あまりにあっけなくてビックリしたかな(^ ^)
でも、そんな風にあっけなく思うのも、その時までたくさん練習をして準備を重ねてきたからだよね、きっと。
私も若い頃、音楽に限らずいろいろやってみたいことがありました。
でも勇気がなかったり、情報がなかったり、お金がなかったり、ご縁がなかったりしてできないまま、憧れのままだったことがたくさんありました。
だから、大人になった私は、ついつい、私で役に立てることがあるならば、と思ってしまうみたい。
みんなみんな、やりたいことにどんどん挑戦してキラキラ輝いて欲しいなぁと思ってしまうのです。
もしかしたらこれが!お節介おばさんの始まりなのかもしれないけど(笑)、その輝く姿をみて、私も負けていられないとパワーをもらっているのかもしれません(^ ^)
そして、そんな風に私がお節介できるのも、頼りになる素晴らしい仲間がいてくれるおかげだな、と思います。私一人じゃできないこと、いつもみんなが力を貸してくれるから。
人と人は本当にみんな繋がっているんだなぁ、とあらためて感じています。いつもありがとう!!
そういえば昨日、桜井さんも歌ってたな。
左の人 右の人
ふとした場所できっと繋がってるから
片一方を裁けないよな
僕らは連鎖する生き物だよ
思いがけずなんて素晴らしいしめくくり!笑
まわりの人たちへの感謝を忘れず、
明日からまた、
次の目標に向かってがんばろうと思います。
またどこかでお会いできたら嬉しいです!
みんなありがとう〜!!
2022.4.25
ウスイヒロミ