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私が私と相思相愛になるまで② 恋愛に悩み人生に絶望した時の話

タロットカード・オラクルカードの読み方については、これまでたくさんの情報に触れましたが、誰かに習ったというわけではありません。自分で自分と向き合いながら、少しずつできるようになっていきました。

カードと出会った頃の私・出会ってしばらくの私は、悩みでいっぱいでした。

『自分は何者なんだろう?』
『私は私が嫌いだ。どうやったら好きになれるんだろう?』
『人と関わるのが怖い、話すのが怖い』
『誰かを好きになっても、いつも片思い止まりだ』
『いつか誰かと恋愛や結婚をしたいけど、できる気がしない』

生きているけど生きている実感がなくて、空気を掴むような感覚で、『どうしたらいいの?』と正解を探していました。

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昨日はカードとの出会いについて、お話しました。今日は、実際どんな悩みを持っていたのか、ということで恋愛について書いていきます。

昔から恋愛体質?で、好きな人が絶えない女の子でした。取っ替え引っ替えというわけではなくて一途なんだけど、間があかなくて常に心の中に一人いる、みたいな。

あまり人に言ったことないのですが…笑、少女漫画とか恋愛ドラマも大好きで、人並みかそれ以上に恋愛に対する憧れが強くありました。

「好きな人がいるっていいなぁ」
「両思いになれたらどんなに幸せだろう」
「誰かの特別って素敵!」
「ドキドキしたり、ほっこりしたり、色んなあったかい気持ちを感じられるんだなぁ」
と、恋愛コンテンツに触れながら、妄想ばかり捗っていました。

ところが、実際の私はというと…
好きな人と全然話せません。相手がどんな人で、どんな話をして、どんな事を好むのか、どんなクセがあるのか、それを実際体感することはなく、妄想の域を出ませんでした。

思春期には恥ずかしさが勝ってしまう、というのはあるあるだと思うんですけれどね。そして、高校は女子校に入ったため、恋愛対象の方がいなくて、大学生になった時にも経験値はほぼゼロのままでした。


大学に入った頃には、そもそも人間関係自体に苦手意識を感じるようになっていて、恋愛のハードルは上がっていました。妄想だけは立派に育っていて、好きな人を作るのは簡単だけど、相手に自分を好きになってもらって、関係性を築いていくなんて気が遠くなってしまう。

そこから、『私は好きな人から好きになってもらえない』『両思いになれない』という恋ばかりが続きます。


自分の心を開いて、自分を表現して、コミュニケーションを取って、知ってもらう。その段階があまりにも当時の私には怖かったんですね。

そんな風に自分を隠している私でも、ありがたいことにお友達はいたのですが…内心いつもビクビクしていました。


そんな感じで何年も過ごしていたある時、ある人が私を好きになってくれて、私も好きになって、お付き合いするようになりました。夢みたいで、楽しくて、嬉しくて…でもあっという間、本当に幻かのように数ヶ月で終わっちゃったんですねぇ…。悲しいことに。

いや、当時心の底から悲しくて、この世の終わりみたいに泣いて、心に住み着いていたその人を失って「『心にぽっかり穴が開く』ってこういうことか」と本気で思いました。

「私の何がいけなかったんだろう?」
「どうして彼は離れてしまったんだろう?」
「どうしたら戻ってきてくれるだろう?」
そればかり考えていて、次行こう!とは全然なれなかったんです。

親鳥を失ったヒナのような、灯台を見失った小舟のような…自分の人生に絶望した瞬間でした。当時の私には、それほど彼が全てだったんです。


そこから、彼のことを諦めきれないままではあったけれど、自分をなんとか掬い上げてあげないと生きていけないと思いました。『このままじゃダメだ』って。

今思い返すと、その出来事が私に自分と向き合う火を付けてくれたなと思います。

しばらくの間は「全部自分が悪いんだ」「私が自立していなかったから」「私が自分を表現することができないから」「私がこんなだから行けなかったんだ」と自分を責めるばかりだったけど、『根本的に何かが間違っている』『変わりたい、変わろう』と思えたことが大きかったです。


そこから、心療内科に通ったりもしながら、心理学を学んだり、占いを勉強したり、哲学書を読んだり…心のこと・スピリチュアルなことにどんどん触れていきました。


次回は、どんな風に回復していったかをお話ししていきます🌱


Hiromi.


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