短期間で上手くいく人ほど〇〇とはつるまない
メンタルコーチの長谷川 裕美です。
私はメンタルや心理学、コーチングやアンガーマネジメントを自分のため、お仕事のため、お客さまのためにに学んできましたが、これらが現在、実人生において実際的に私の人生を援けてくれる経験をしています。
やはりメンタルを学ぶことは教養や知的好奇心を満たすこと、学んでいる気になるものではなく、実装できる武器でした!
今後とも精進していきますので、よろしくお願いいたします。
さて、noteに記事を書くようになって、お仕事やマインドについて聞かれることが多くなりました。
確かに、お仕事を頑張るためには基盤となるマインドが大切ですし、マインドが整っていないと長期的にお仕事を頑張ることは出来ません。この二つは無関係ではなく、どこまでいっても繋がっているものです。
今日の記事も、コーチ以外のお仕事の方にも共通するお話だと思うのでよかったら読んでみてくださいね。
「これに慣れたら大変なことになる」と直感が告げたこと
まず、私はあるコーチングスクールでコーチングを1から学び、プロコーチ資格を取得しました。
コーチングスクールでは試験対策として、同じく勉強中のコーチや先輩コーチとのコーチング練習(相互セッション練習)を勧めてくれましたが、私は必要回数(2~3回)だけやってやめてしまいました。
みなさんとても良い方々でしたし、沢山のアドバイスやフィードバックもいただきました。けれど、これを続けてはいけない!と思ったのです。
なぜか?
理由はただ一つ、恐ろしいまでにスルスルとセッションが進むからです。
プロコーチ専門、プロコーチを目指す人専門のコーチになるのであれば、それもまた良いのかもしれません。
相性は当然ありますが、クライアントさんは質問慣れや言語化慣れをしている可能性も大ですので、基本的にセッションはスルスルと進みますし、自ら気付きや学びを得て、考えをまとめてくれたりします。
しかし、コーチとのセッションがスムーズであるからこそ、私は試験対策も早々にコーチとの相互セッション練習をやめました。「これに慣れたら大変なことになる」と直感が告げたのです。
自分のお客さまは誰か?問題
私のお客さまの想定は「コーチングを学んでいない方(コーチ専門ではない)」だったので、コーチングスクール半ばで150人無料コーチングをスタートし、一般の方とのセッション練習をスタートしました。
コーチングを受けたことがない方の場合、質問され慣れていなかったり、言語化慣れをしていない場合もよくあります。話がどんどんズレていってしまうこともあります。
「今日のテーマ」「今最も話したいこと」を挙げることに苦手意識を持たれる場合もありますし、言葉に詰まることも多々あります。
だからこそ、早い段階で自分のお客さま層と実際に会い、セッションを重ね、沢山失敗し、調整し、試行錯誤する必要がありました。そして、それは正解だったと思います。(150人コーチングにお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございました!)
同業者とはつるまない。
共通言語を持ち、話がツーカーで通じる相手や場には安心感があります。興味のあることも同じだし会話も尽きません。
けれど、もしも自分でお仕事をするなら(コーチング起業したい、企業内でコーチング部署を立ち上げたい、パイロットでもやってみたいという際には)道なき道を自力で開拓していくことにもエネルギーを注ぐべきです。
学ぶ立場が終わった後には「同業者とはつるまない。同業者と会うのは、質の高い勉強会の場でだけ(勉強はし続ける)」という指針のもと、
①実際のお客さまとなる方々に出逢う努力をする(SNSやツールの充実、他業種で出会う、クロージングを学ぶ、自分の得意なお仕事スタイルを見つける…)
②自分がクライアントになって同業の実態を調査する(ブログやHPやSNSを観察する、実際にお申込みをし、その後の連絡、支払い方法、当日の対応、その後の対応、お客様の声に使うのか使わないのか、各種資料の入手…を見る)
③他業種のサービスなどを受けることで(思い出すことで)、自分自身のホスピタリティ力を磨く
④実際のセッション回数をどうにかして増やす
⑤SNSの発信内容を変えて反応の違いをキャッチする
⑥どうやったら有料セッションにつながるか考える
⑦どうやったらリピートしていただけるか考える
などもおススメです。
また、これは誰に教えてもらったことではないのですが、
・起業当初にお世話になった仙台に住む大人気女性コーチが完全に一匹オオカミタイプだった
・人気コーチ達はみな、常に広い世界にアンテナを張り、自分の畑をせっせと耕していた
・結果を出しているコーチは自分の仕事が忙しく、同業者とつるむ暇がない
・結果、人気コーチは「必要な勉強会(資格更新に必要な授業だったり、更なるスキルアップにつながる勉強会」にのみ参加している
などを目の当たりにし、答え合わせをしながら確信してきたことでもあります。
自分が本当に歩みたいレールを歩む
私は個人起業の後に法人化しましたが、やはり個人起業されている方、法人化した方とは話が合います。居心地がいいと感じることも多々あります。
が、それと仕事の発展は別のお話なので「自分の目指す先ってどこだっけ?」「私はどうなりたいんだったっけ?」「どんな景色が見たいんだったっけ?」から離れてしまわないよう注意しています。
これは断じて「人付き合いを悪くしましょう」「コーチ(同業者)とは仲間にならない方がいいですよ」という提案ではないのですが、時間もお金も有限だからこそ自分が本当に歩みたいレールを歩むための選択をおススメします。
実は、短期間で結果を出していく人ほどこの傾向にあります。
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