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はなぶさ日記:日本語って難しい。そして、面白い。

最近、noteやTwitterを見ていて、疑問に思ったことがあります。
それは、現環境において、「文章」に適した動詞は何なのか、ということです

私は、毎日ネット上で小説家、随筆家、エッセイストなど、プロアマ問わず、文章に携わるたくさんの方の投稿を見て勉強させて頂いています。
その投稿主さんのプロフィールでよく見かけるのが、
「〇〇を書いています」
という文言です。

この「書く」という動詞に違和感を覚えた私。
ネット上での文章作成において、文字は「書かれている」のではなく「打たれている」ものではないのか、と。

これは私個人の意見ですが、「書く」とは、紙面にペンを走らせる、というイメージを持っています。
皆さんはどうでしょう?
しかし、仮にプロフィールで「〇〇を打っています」
とあった場合、これはこれでしっくりこない。

では他の動詞ではどうか。
「文章に(を)」に続く動詞はたくさんあります。
「記す」「残す」「綴る」「起こす」など。(他にもあるだろうけど私の語彙力だと思いつかない笑)
しかし、上記4つの動詞がプロフィール上で使用されていたとすると、どれも違和感を感じずにはいられない。
「綴る」だと、美しさを感じますが、少し仰々しい気もします。

これはやはり、「書く」が適切なんでしょうか?
私の「書く」に対する先入観ゆえ、このような疑問が生まれてしまったのでしょうか。
文明が発展したがゆえに、動詞が適応されるフィールドが広がったのでしょうか。
学の足りない私では答えに辿り着けそうにありません😭

一応「書く」の意味を調べてみると以下のように説明が記載されていました。


[動カ五(四)]《「掻く」と同語源》
1 (書く)文字や符号をしるす。「持ち物に名前を―・く」

2 (書く)文章を作る。著す。また、著作する。「日記を―・く」「本を―・く」

[可能]かける
[用法]かく・[用法]しるす――「文字を書く(記す)」では相通じて用いるが、新聞・雑誌の記事、論文、小説などの場合は「書く」を用いる。「書く」には、ある長さの、まとまったものを文章として表現する意味があるからである。「小説を記す」とはあまり言わない。◇「記す」は文字として残す意で、「名前を記す」「心に記す」などと用いる。◇類似の語に「したためる」がある。「したためる」は文章語的で、ややあらたまって、「手紙をしたためる」などと用いるほか、「朝食をしたためる」のように、食事をする意味にも用いる。(https://dictionary.goo.ne.jp/word/書く/より引用)

まぁでも、今見てみると、私も自身のプロフィールに「書く」を使ちゃってました笑
しかし、このモヤモヤは晴れぬままです。
もし詳しい方がいらっしゃっいましたら、是非コメントにてご教授ください🙇‍♂️

ただ一つ、この記事を書いてみて感じた事があります。
それは、日本語って面白いなってことです。
今後も小説家を目指す身として、言葉の意味や与える雰囲気については、敏感でいたいなと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊
それでは、また次の記事でお会いしましょう。

アディオス!

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