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#30 実話スリラー映画「アイズオンユー」【感想】


あらすじ

なかなか目が出ない女優志望の女性が、やっとの思いで舞い込んできたのは
デートマッチング番組「デートゲーム」というバラエティ番組だった。
なぜ、こんなことを・・・と思いつつも演者になりきる彼女の前には、
番組側が用意した3人の男性が現れます。
その中には、一人、何年も殺人を冒し続けてきた連続殺人犯だった。


ここがすごい

舞台は1970年台のロサンゼルス。演技力だけでは売れない壁にぶつかっていく女性を丹念に描きつつも、裏では、殺人鬼が忍び寄るように映像は進んでいき、この番組に辿り着くまでも息を呑むものでした。
また殺人鬼のサイコ感もそうなのですが、誰にも理解されない自分の中にある『性』や『癖』、そこから生まれる人としての「孤独感」、それを訴えかけられているような描写が随所にあるのです。
果たしてこれも実話なのでしょうか。


この映画には

冒頭から、殺人鬼が窒息死させて、人工呼吸して、息を吹き返したら、また窒息させます。
息を呑むようにこの映画を見始めたのですが、すぐに女優のシーンにつながったため、あの男性は殺人鬼になっていく物語なんやという勘違いから身始めたということもあり、かなり後半は衝撃的でした。

しかもこれは実話です。上記にも書いたように、この男性が最後に見つめていた光と、共にいた女性との時間の描き方が、フィクションなのか、ノンフィクションなのか、どちらにしても恐ろしく、深く考えさせられるような時結末でした。

Netflixにて配信中です。気になる方はぜひ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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