#34. 今更?そんなことはない。名作はいつ見たって名作。アイ・アム・レジェンド
職場の人からホラー雑誌を借りることがありました。
そこで、改めてホラーやゾンビ映画について思考をめぐらせていると、
「あれ?アイ・アム・レジェンドって最後どうなったっけ」とハッとなった。昔に見ていたのですが、ずいぶんと見返していないので、記憶がぼんやりとしていました。
『アイ・アム・レジェンド』(I Am Legend)は、2007年12月、日米同時公開されました。
リチャード・マシスンの小説“I Am Legend”、日本語版は映画化に合わせて『地球最後の男』から『アイ・アム・レジェンド』に改題された作品。です。
これにはディレクターズ・カット版というものがあり、珍しくエンディングが2視点あります。
「夜中の11時を過ぎる頃。ゾンビ映画にはむしろ良いくらい」
Amazon Prime Videoで字幕版を視聴しました。もちろん通常盤でした。
廃墟と化したニューヨークで、元軍人演じるウィルスミスが、家族を失い、唯一の残された愛犬と共に、ゾンビから身を隠して生きて行くという物語。
中盤、主人公はゾンビを生け取りにして、ゾンビ化する感染症を治療ができないか実験台にします。
しかし、それが原因で、ゾンビたちは仲間のために怒り主人公へ罠を仕掛けていきます。ここが分岐点になります。
この選択肢が後々、視聴者にはゾンビが悪かったのか、主人公が悪かったのか、問いかけを余儀なくされます。
TVではあまりフューチャーされませんが、ネットでは語られています。
気になる方は、映画を見て、調べてみるのも良いでしょう。
また近年では、こういった善と悪をどう捉えますか?といったストーリーラインが色濃く出ているように思います。
特に海外ゲームの「ラスト・オブ・アス」も印象的でした。
同じような、感染症によりゾンビ化した世界なんですが、
こちらは生存者どうしで「生きるために人だろうと殺すことも厭わない」が曲がりなりにも通っているような世界観になってしまってます。
主人公は時として、家族を守るために、銃口を向けます。
死んだ敵には家族がいて、その子供が復讐しに、、、。
「ゾンビより人が一番怖い」を体現する展開が迫ってきて、
コントローラーを握り、ストーリーを進めることに恐怖を覚えました。
ドラマにもなっていますが、重たすぎて、何回も見るに耐えません。
それくらい重厚な作品でした。
もちろんゾンビゲームとしてもハイクオリティのアクションもあります。
ガンシューティングゲーム好きの方にも必見です。
またエンディングテーマや、挿入歌には音楽界の中ではレジェンドと言っても過言ではない、あのボブマーリーの曲が流れていきます。
まるで、ボブマーリーの歌がこの映画そのものと言って良いくらいのマッチ感。
Bob Marley & The Wailers - Redemption Songは涙腺が崩れました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
小さい頃に見た記憶にある、映画ほど、年の数だけ発見が生まれます。
それだけ人の心が成長しても、心動かす映画というのは、やはり名作はいつまでも名作ですね。いつまでも、映画に囲まれて過ごしていたいものです。
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