言いたいことがまとまらないなら、まず「数字」を言えばいい。
話したいこと、書きたいことが、まとまらない。
伝えたいことが、いっぱいありすぎて、何から話せばいいかわからない。
そんな時は、まず「数字」を言えばいい。
書く時も、話す時も、同じ。
数字を出すと、頭の中に箱ができる。
「思ったことが、3つあります」
「今、パッと思い浮かんだのは、2つです」
「ポイントは、3つです」
そうして、3と言ってしまった後に、ひとつひとつを考えればいい。
自分の頭に、「3」という数字を決めてしまうと、
無理やりにでも、あたまは3つにまとめようとしてくれる。
そして、聞いたり読んだりしている相手も、頭の中に「3つの箱」を用意して聞いてくれるから、伝わりやすい。
1回に投げるボールを小さくする。
ポイントは、1つ1つを簡潔に伝えること。
文章で言うと、「見出し」にあたるような、「ザクっと言うとこういうこと」という概略をまず伝える。
詳細は、そのあと。会話の場合は、詳細は、聞かれてからでいい。
まず、数字。
そのあと、1つ1つを軽く伝える。
いきなり詳しく説明しない。
いきなり丁寧に伝えない。
それだけで、伝わり方は、大きく変わる。
がんばって書いているのに、一生懸命話しているのに、
なぜか伝わらない。相手が動いてくれない。
と思ったことがある人のための本。
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