嫌いだった人を好きになる感情解放
みなさんは、感情解放という言葉をご存じだろうか、
これは、心理学でも使われているれっきとした言葉である。
ただ、非常に「コア」で「マニアック」
出会う人はそうそういない。
あなたが今読んでいるということは、
あなたは、相当な「コア」な人か、「マニアックな」人物だとお見受けする。
さて、
この感情解放というのは、実に面白く、
実に深く、実に難しく簡単である。
単純に過去の辛かった自分、寂しかった自分に会いに行き、
その感情をもう一度味わうことで開放していくというものだ。
客観的に、「大変だったね、つらかったね」
と伝える手法もあるが、
基本的には、あの時は大変だったよなって思った瞬間に涙があふれることも少なくない。
怒りの場合ももちろんある。
怒りの場合は、全身が震えて、わなわなしてくる感覚、肚の底からにえくりかえるような怒りがわいてくる
それをイメージで、地球を爆発させてみたり、岩を粉々にしてみたり、
ノートに「死ね!!」と書きなぐってみたり、
怒りに任せて、そのエネルギーをとにかく「人に迷惑をかけない」形で解放していく。
カラオケとか、体を使うとやりやすい
このようにして、解放していくと何が起こるかというと、
今まであまり好きでなかった夫のことを、めちゃくちゃ好きになる。
今までまったく見向きもしなかった世界に興味をもつようになり、
そういえば、昔こういうことが好きだったなと思い出すようになる。
今まで敵だと思っていた人は、本当は味方だったんだと気づく。
など、
不思議な現象が起こってくる。
世の中には、よく「宇宙の法則」とか「現実創造」という言葉があふれ、
最近ではかなり大衆性も帯びてきた。
が、
本当の意味での「現実創造」をしていくには、
感情がキーだ。
思考は現実化するとよく言われるが、
その思考を創った「思考体験」にくっついているこの感情を解放することで、
自分のなりたい自分やありたい姿になるのを阻んでいる思考を止めることができる。
そして、
本当の現実創造は、思考ではあまりしていない。
「肚」が行っている。
つまり、
肚からそう思えない限り、現実は"本当の意味では変わらない"のだ。
すぐに変わる、簡単にできる
という言葉は実は、本当じゃない。
本当に変えたいなら、
日々の生活から。
そして、ゆっくりじっくりひとつずつ、この感情解放をやっていくことだ。
近道などない。
あったらいいなとほんと思うけれど
近道などない。
あるとすれば、
「すべての現実は、自分が引き起こしている、自分の内側の鏡にすぎない」
という考え方を採用することが唯一の近道なのではないかと考える。
近年、
非常にいろんなものが発達し、
このようなSNSも発達し、AIやロボット操作が進み、
簡単によい情報も手に入るし、玄関まであったかいごはんや冷えたアイスクリームが届く時代。
どんどん便利になっていく一方、
心の世界に「簡単で便利」などは存在しない。
それを願う人があまりにも多いので
一見簡単そうに見えるメソッドや手法も山ほどあるけれど、
根本的な解決には至らない。
そんな心って簡単じゃないからだ。
だから、
一歩ずつ、
ゆっくり日々の生活の中で見つけていくんだ、
囚われを
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