海外のニュース - 5 MAY TUe
今日も昨日に引き続きアメリカWall Street JournalとイギリスThe Guardianの記事を見ていきます。
昨日両紙で共通の大きく報道されていたのは二つ
・各地で見られるロックダウンの緩和
・アメリカの「中国の研究所でウイルスが作られた」
ということでした。
今日、The Guardianは今まで見てきた中で一番Summaryの記事が多く、その中に「武漢の研究所でウイルスが作られた」ということに関連する記事は5つありました。
対して、WSJ紙にそれに触れるトピックは一つもSummaryに上がっていません。
WSJ紙の今日のSummaryに取り上げられているトピックは6つ。
その中の4つはアメリカ経済について、1つがロックダウン緩和についてです。
フロリダがアメリカの中でロックダウンを緩和させる対象の州に入ったこと、イタリアのほとんどの工場が活動を再開させたということが取り上げられています。
一方、The Guardianは先述の通り僕が確認してきた中で最も多くのトピックがSummaryに上がっています。
17のトピックの中、これも前述した通り5つが「ウイルスが武漢の研究所で作られた」というアメリカの発言についての記事です。
アメリカ国内外のあらゆる機関がウイルスが研究所で作られたことを否定、若しくは証拠がないということが書かれています。
また、イタリアでは国内で出た11,600人の死者が、報告数に含まれないコロナウイルスの関連死であるという見方が出てきました。
これは「検査が行われておらず陽性と確認されていない」、又は「医療崩壊のために十分な治療が受けられなかった」方たちの数であり、イギリスやニューヨークでもこのような原因で亡くなった方が多くいると報道されてきました。
世界中で話されている「報告者数よりもかなりの多くの方がコロナの影響で亡くなっている」という記事を見て、僕はそのような方が日本にも多くいると思っていました。
しかし、4日の記者会見で安倍首相は「肺炎で亡くなった方全ての方にCTスキャンでの確認を行なっており、コロナウイルスの影響で亡くなったわけではないと確認している」と発言して否定しています。
また、気になる記事がもう一つ。
「フランスで12月27日に治療を受けた患者に再テストをしてみたら、コロナウイルスの陽性反応が出た」というものです。
これはフランスの最初に出た感染者の報告より約1ヶ月も早い日付になるそうです。
これが事実なのであれば、コロナウイルスは現在確認されているよりもかなり早く、ヨーロッパに入っていたのかもしれません。
ref.
Wall Street Journal
https://www.wsj.com
The Guardian
https://www.theguardian.com/international
世界の感染者推移
https://comical-piece.com/korona-virus-number/