いつもそばにある天板
どうも岡山、倉敷の家具屋「家具のひらやま」の代表兼家具職人の林です。
今日は「いつもそばにある天板」というお仕事のお話です。
今日は古材によるテレビボードの製作をお伝え致します。
ある日お問い合わせが入り画像のようなテーブルの天板をテレビボードにできないでしょうかというご依頼でした。
その天板は古く100年以上は経っているものですごく重厚感がある色の天板でした。
何代か前のものらしく、天板としても台の上に置いて使っていたらしいのですが、使い続けるために何かに変えたいと思っていたみたいでTVボードにリメイクするというご依頼になりました。
引き継ぐという思い
そのお客様はまだ若い方ですがこういった家族が使っていたものを後に引き継いで使い続けたいと思われたみたいで、僕としても若い方でこういった考えや行動ができる方が増えるのは本当に嬉しいです。
ご要望をお聞きして、ベンチにも使えるようにしてほしいとのことでしたので強度をあげて4人同時に座っても問題ない構造を考えて製作しました。 削ると表面はまた新しくなりここからまた使っていくうちに飴色がどんどん濃くなってお客様の色に変化します。
お客様から「また削る前のような色にはなりますか?」と質問があったのですが、僕が「あの色になるのはお客様が生きている頃には難しいと思います。」とお答えさせていただいたのですがああいった色はたぶん古いものなので汚れとか、台所なら古い物だと煙や煤などがついて黒っぽい色になってあるので今だと着色以外は難しいかもしれないので覚えておいてください、豆知識です。
最後に
話をもどすと、これで完成して、納めさせていただきました。 お家が古民家だったのでごく合っていました。
生まれ変わった天板を次はテレビボードとして使い続けていただければありがたいです。 ご先祖様にも喜んでいただいてると思います。
今回の製作の報告は以上です。
家具のひらやまの紹介
家具のひらやまでは店舗では家具、雑貨の販売、と岡山、倉敷を中心にオーダー家具、家具の修理、家具のリメイクなどをしています。
郵送対応でしたら全国どこでも対応させていただきますのでお気軽にお問合せください。
今回のお仕事以外も事例をホームページに掲載していますのでご興味のある方見に来ていただけると嬉しいです。
https://mukuzai.info/cp_handmade
今日も見ていただいてありがとうございました。
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自己紹介
1975年生まれ
岡山県倉敷市生まれ、地元岡山県のデザイン専門学校卒業後無垢の家具の製作会社に就職その後独立、木工作家をしていたが家具のひらやま前社長である叔父の急遽により後を引き継ぐことになる。
趣味 仕事・お酒・たま~にサウナ