鈍行列車放浪記2024〜浅海井編〜

松川紘己

2024年9月10日 21:50

7月26日
6:14
起床

ギリギリまで寝ておくつもりだったが目が覚めた卯の刻
貯録視てインスタの下書きを書いて過ごす朝
少し早いが家を出る
7:45
つっち邸

とりあえず仕事の記録表を持っていくと裏のおばちゃんが朝早くから桃太郎公園の草むしりをしていた
お疲れ様です
で記録表をポストに投げ入れ､歩き出す
8:01
別府駅

待ち合わせにはまだ早いけど到着する
何はともあれ喉が渇いた
昨日の酒も少し残っているので水分補給をしたい
なので〜
8:02
ファミリーマートJR別府駅店

ちょっと涼みがてら入店する
無論ちゃんと水分も購入する
台湾烏龍茶の１㍑を購入する
8:05
別府駅前広場

手湯にて烏龍茶で水分補給
手湯で手に温泉補給
しばしヤツを待つ間､駅前を行き交う人間観察をする
色んな人が居て､面白いんだよね〜(笑)
8:36
島田合流

そのまま駅に流れて改札口前へ
島田の買物を待ちます
そして島田の青春18切符を使って入場
八時五十二分発佐伯行に乗車

乗車客は少なく余裕で座れた
そして発射
こうして電車旅が始まった
10:29
浅海井駅

列車に一時間と三十七分､ユラれて到着したのは､あざむい駅
目的地最寄り駅である
駅の外に出て､駅舎を見て気付いた

2014年に暁嵐の滝を観に行った時に立ち寄った九州最東端の駅じゃないか
実に懐かしい(*´ω｀*)
そして駅前に佇むのが〜
10:33
山正住設上浦営業所

重厚な日本家屋で結構大きく広い建造物だ
元旅館だったのだろうか？
看板が掲げられているが玄関上の瓦から草が伸び生えている様子から現在は誰も住んでない上に営業所としても利用してそうにない
それにしても実に俺好みの建物だ
こう言う家に住むのが夢だったなぁ〜(*´ω｀*)
10:36
浅海井バス停

国道217号線に出ると豊後二見ヶ浦が見える
そしてマリノポリス記念公園横に設置されたバス停で時刻表を見る島田

しばらくバスは来そうもないらしい
元々目的地まで歩く覚悟はあったので国道をノンビリと下る
すると一台の車が停まった
10:38
逆ヒッチハイク
「どこまでですか〜」
俺達の目的地を伝えると「乗っていきませんか〜」とありがたい申し出
どうやら俺達がバス停で時刻表を覗いていた所を見ていた様だ
俺は歩く気マンマンだったのだが､島田は「ではお言葉に甘えて〜」と申し出を受け入れた…
えっ…そうなんだw
何はともあれ地元のお母さんの運転で俺達は目的地へ送ってもらう事になった

そして車に乗せてもらって二分後
目的地に到着する
「楽しんでください」と一言残して去って行った

ありがとうございました
年老いた女神様(*´ω｀*)
10:40
塩湯

海水を沸かしたミネラルたっぷりのお風呂が自慢の日帰り入浴施設
久し振りに訪れたら家族風呂が出来てた

何はともあれ受付を済まして大浴場へ
大浴場もリニューアルされていて､サウナに水風呂･露天風呂まで増設されている

なんという進化だ
水風呂が出来ているのは素直に嬉しい♪
何はともあれ露天風呂に浸かると､なんだこの絶妙な湯加減♪

眠れるじゃないか(*´ω｀*)
潮騒を聴きながらマッタリと浸かり､体が火照ったら潮風に冷やしてもらう
更に水風呂で体を〆る

無限ループだ♪
あまりの湯心地の良さに一時間があっという間に経ち､お腹が減ってきた
まだまだ浸かってられるが食事としよう
12:04
食堂

塩湯に併設している海鮮料理が楽しめる飲食部
あらかじめ予約を入れていたので､湯上がり直ぐに席に通していただけました
まずはビール

更に焼酎に日本酒をどうせ飲むので最初から一緒に注文した
でビールで乾杯
喉を潤して､しばらくすると島田におまかせしていた料理が運ばれてきた
一品目は刺盛り

鯵がメインで鯛･烏賊･緋扇貝
そして鮗かな？
酢〆された魚が盛られていた
何はともあれ鯵を一口
う…美味い…(≧ω≦)
当たり前なんだけど一昨日食べた寿司屋の刺身より断然に美味いぞ
鯛も烏賊も鮗もすべてが美味い

特に緋扇貝の貝柱に貝紐が美味しいです
酒が進む旨さです
やっぱりこういうところで新鮮なのじゃないと食べれない珍味だよな〜♡
更にサザエの刺身

コリッコリです♪
肝も忘れず舌鼓♡♡
口福とはこう言う事を言うんでしょうね♫
三品目は伊勢海老

プリップリです♪
そして甘いですね〜♫
四品目は赤足車海老の塩焼き

香ばしいですね〜🎶
塩加減もいい塩梅
殻ごと頂きました
頭も尻尾も丸ごと頂きました♬

それにしても酒が進むなぁ〜(*´ω｀*)
焼酎を生でお変わりしました
五品目のアラ炊きはボリュームにビックリ

料金が500円と言う事で少量と思いきや何人前あるの？っていうほどタップリ盛られてました
でも美味い
いつぞや食べた生臭いアラ炊きに比べたらコレぞアラ炊き！
白米喰いたいくらい美味いぞ
そして先ほどの伊勢海老の殻で作ってくれた味噌汁が運ばれてきた

これはイマイチだな〜
味噌が濃過ぎます
せっかくいい出汁が出てるだろうに､エビの味が生かされてません
冷えたらまた違うかな〜と思ったけど､やっぱり味噌が勝ってました💦
これだけが残念だったな〜(^ω^;
でも髭や足に詰まった身が美味い
火が通るとまた味が変わってマジで美味い
酒が足りずに追加します

大分の大地酒造ってところの龍爽香
純米吟醸です
良いね〜
旨い∑m(｀･ω･´ )
六品目はホゴの唐揚げ

いわゆるカサゴですね
これは少し物足りなくて､塩を貰って味を付けさせてもらいました
そして最後の一品は鯵寿し

これも侮ってたな〜
500円で八貫もあるとは思わないじゃん
でも美味いんだよな〜♬
酢飯も良い塩梅でペロッと食べれちゃいました
気付けば二時間も舌鼓を打ってました
何はともあれ満足満腹(*´ω｀*)
やっぱり此処は美味しいよね〜
そりゃ〜他県からワザワザ食べに来る人も居るわな
14:53
浪太バス停

バスの時刻が迫っていたので塩湯での昼酌を終えて､浪太バス停へ
十分ほど待ってると佐伯コミニティバスが一分遅れで到着

すぐに出発して鯨の墓を横切った
懐かしい
それにしても思っていたより新しい車両だ
車内のシートの模様にテンションが上がる島田
猿にカボスに椎茸､河豚､城下鰈…

大分の名物のデザインだ
そしてあと一つ
鯛？
大分名物？
15:07
浅海井バス停

そんな退屈しない三分間のバスの旅を終えて､駅最寄バス停に到着する
降りる時に二人分払っちゃった島田
何してんねん！
俺､Suicaで支払うつもりでバスに乗る時にピッてしてもうたで💧
払うなら乗る前に言っとけよ
ホンマいい加減にしろよ
結局俺も頭が混乱してて降りる時にピッとしなかった…
コレ…どうなるんだろ…
15:10
浅海井駅

この日の目的を終えて､後は帰るだけ
もう列車の時間も近いので暁嵐の滝へは行けなかった
十五時二十三分発大神行に乗車

列車はガタンゴトンとリズムを刻み､北上する
列車の揺れは心地よく､酔いもあって､少し眠りに入る二人
そんな大神行ワンマン列車は別府を目指し､一駅ずつ日豊本線を進むのであった
16:36
大分駅

臼杵駅辺りで目が覚めた俺
島田はガッツリ寝ている
よく眠れるな〜
そんな島田も坂ノ市駅で目を覚まし「ここは何処？私はだ〜れ？」とボケをかます
坂ノ市駅だよと場所の疑問だけを答えると温泉に入って帰りましょうと急遽大分駅で下車するのであった
16:40
タクシー乗場

駅前に停まっていたタクシーに乗り込む
今度はタクシー移動だ
目的地を告げると「西大分の方ですね」と…
だったら西大分で降りとるわい
「違います」と云うと場所を確認しないままタクシーを発車させる大分シティタクシーの運転手
そして国道10号を左折
おいら「反対じゃって💢」
運転手「西大分の方ですよね」
おいら「違うって言ったじゃんよ💢💢」
しばらく反対方向に進んで脇道に入ってからスマホで場所確認を始める運転手
その間､メーターは上がってます
結局かなりの遠回りになり､途中でメーターも停めずに真っ直ぐ行ったらワンメーターで済んでたであろう倍以上の金額を請求される…
俺一人ならブチ切れて説教だが､女性ドライバーって事もあったし､我慢した
そんなこんなで到着したのが〜
16:49
錦温泉

住宅街に湧くモール泉に浸かれる日帰り入浴施設
入口の扉を開けると靴箱の前に看板ネコが出迎えてくれた

番台が不在ともあって入浴券も購入せずにネコと戯れる五十を過ぎたオッサン二人
まさに猫なで声を看板ネコちゃんに掛けてると番台が帰ってきた
入浴券を購入して浴場へ入ります

久し振りの街なかのモール泉
まず浸かったのは水風呂
火照った体をキュ〜と〆る
水風呂大好きです♪
からのぬるゆへ
交互浴をタップリ一時間
もう閉店まで浸かっていられるほどマッタリしてたが地元の学生らしき若者が入ってきてから気が変わる
体を石鹸で洗うマナー良き若者
しかし泡をロクロク洗い流さず湯舟に浸かってきて気分を害する俺達
脱衣所で着衣してフロントに出るとスッカリ寛いでる看板ネコが再び出迎えてくれた